PRIDE20の感想

28日にやったPRIDE20なんですが、例によって友達の家のスカパーで観戦しました。

大会開始早々まず驚かされたのが、第一試合のボブ・サップです。
事前に写真では見ていたのですが、実際動いている姿は不思議なものがありました。なにしろ190cm以上ある山本がちっこく見えるのです。この世にあんな巨大な人間がいることの現実をなかなか脳が理解してくれない感じでした。もちろん、曙や小錦、その他ビックリ巨大人間はいろいろいますが、あの筋肉の付き方は異常です。全身ゴムまりなのです。腹筋なんかもうっすら割れていて、もうデブでデカイとかではないのです。
とにかく今度のフジテレビ版の放送を見てみてください。
さて、そのボブ・サップ、格闘技者としてはどうだったかというと、はっきり言ってわかりません。巨体を活かした勢いだけのフック攻撃だったのでテクニックもないようなものでしたし、スタミナ有無を知るにしても、あっという間のKOでした。あの感じじゃローキックに対処できるようには見えないのですが、モーリス・スミスがじっくり育てるというようなことを言ってるみたいなので、末恐ろしいです。あれでテクニック、スタミナあったら人間じゃ勝てないかもしれません。

菊田vsアレクは随分と大荒れでした。
試合前から激しく舌戦(特にアレク側から)が繰り広げられてきていたわけですが、試合も凄かったです。展開自体は予想通り終始菊田優位でのグランド勝負となりましたが、なにしろアレクの頑張りは凄かったです。頭にはでっかいたんこぶができて、ほとんど防戦一方なのですが、まったく心が折れません。ホントにホントに菊田が嫌いだったようです。終盤決定的に腕ひしぎを極められた時も「折れ!!」とばかりに耐えてみせたのです。見ていて怖くなりました。しかしながら一方では菊田の不甲斐なさを実感させられました。あの場面は通常逃げられるような場面ではないはずです。確かにあのアレクの頑張りは予想外だったのかもしれませんが、本当には折らないにせよ折るに近いことをできたはずです。あそこまでいって仕留められないのはちょっと首を傾げさせられました。もし意図的に逃がしたのなら、今度は「落とす」ということに執着するべきだったのではないでしょうか。それが出来るくらいの実力を持っていると思っていました。あれくらいだと、その他の外国勢とはまともにやり合えないような気がしました。試合後のマイクアピールも少し見苦しかったです。

さて、メインのミルコvsシウバ。 これはホントに悪い方の結果がでました。
緊張感みなぎるいい試合だったのは間違いないのですが、ドローとなると少し不完全燃焼です。A級戦犯はこのルールでしたね。3分5Rで判定決着なし。よくよく考えればこの結果は一番ありうる結末だったのかもしれません。シウバが思ったより立っての打撃が出来ていたとみる向きもあるようですが、それだけでは誤解を生みます。ミルコの突進力が通常のK-1の時よりもおとなしくなってしまったのでシウバの打撃が輝いたのです。ミルコは2Rに少し長く寝かされました。その時、やっぱりグランドで自由が効かないことを実感したのです。おそらく初めての経験をさせられたのわけです。そしてそれ以降捕まえられることに警戒するあまり、踏み込んでの得意のコンビネーションも出せず、単発のハイキックに頼るようになってしまったのです。 試合後、シウバは歓喜し、ミルコは首を傾げました。それが答えです。そしてミルコは「今度はK-1ルールでやろう、今回は私がこちらに乗り込んできたのだから」というようなコメントをしています。しかしこれはおかしいですよね。今回は通常のPRIDEルール(10分・5分・5分のラウンド)でやらなかったのに、次に立ち技しばりのK-1ルールでやってもシウバにメリット何もないのですから。寝技も使える環境下で寝技をする時間がないルールでやったのです。そういう意味からして今回はミルコの負けです。(残念ですが・・・)
藤田のこめかみが切れなかったらこんなに長引かなかったのですが、これでミルコの総合への挑戦は一時中断するかもしれません。 そしてK-1vsPRIDEの対抗戦もなんとなく先が見えなくなってきてしまいました。 やっぱり別ジャンルでのルール決めはムズカシイですね。

コメントする

関連していそうなエントリー

コーコク

コーコク

コーコク

携帯電話用

QRコード
http://www.yonebayashi.com/k/

iPhone、iPod touch用

http://www.yonebayashi.com/i/