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なぜにパーコなのか

parko_logo_yj.png昔、それこそ20年くらい前だったでしょうか。
ある時うちの親父と外で待ち合わせたことがあったのですが、その時に思いっきり鼻毛が出てたのです。
いい歳して。
指摘したら親父、非常に堂々とした様子で「忙しくて、鼻毛なんて切っている暇はないんだよ」と言い放ちました。
その時はなんだそれと思ったのをよく覚えいるのですが、今まさにボクは忙し過ぎて、本気で鼻毛を切る時間を惜しんでいるくらいの生活なのです。
そんなわけで、米林ジャーナルも季刊ものみたいになってます。
無念。

それはさておき、
毛で思い出したのですが、今度うちのワイフが美容室をオーブンすることになりました。

その名も「Parko」
パーコと読むのです。
「なんでまた」と言われることが予想されるので、その理由を少し。

ちょこっとコーコク

ボクの私見になるのですが、実家が美容室でもない美容師は、長くやっていると、いつかは独立して店もつしか道がないのだと思います。中に力のある人は雇われた店で不動のスタッフに君臨したり、どこかで教える側にでもなれたりしますが、それ以外は引退するもんなんだろなと。
そういう中、うちのワイフもそれなりに色々と思う局面があったのでしょうが、家庭だとか、育児だとか、優先しなくてはならないものができてしまい、気づくと雇われ18年、美容師としてイケイケのメインストリームに片足入れていた時期はとうに過ぎてしまっていたのです。かつて一緒に働いていた美容師はほとんど独立してたわけですが、それをも遠目にみて、マイペースに生きていたわけです。

しかし機が熟し、とうとうコンパクトながらも店を持つことになりました。
ここに至るまで、現実としては、紆余曲折あったのですが、すべて良い良い。

で、店名の話です。
前述どおり、「パーコ」なのです。
マヌケな響きですね。
実際、親戚筋からも苦笑い連発です。

どうして?
と聞かれた場合、「実はこういう理由なのです」ってズバリ一つで片付けるのが難しくもあるのですが、これはもう泥の中に手を突っ込んだら、お椀の形が出来ていたみたいなもので、導かれるように都合の良い何かにより決めたのです。いや実際にはボクは強く提案しただけで、最後はワイフが決定したのですが。

parko_key.jpgまず、
時期として、うちの子供たちが「パーマン」が大好きで、日常的にパーマンのアニメやグッズに触れる機会が多かったのは事実です。
いますよね。「パー子」ってのが。
なので、着想の一端なのは間違いないです。
でも、それは美容室のネーミングには結びつくものではありません。

店はワイフが一人でやる小さな店なので、昔の感覚でいうと自分の名前そのものでもいいのです。
「スナック あけみ」みたいなもんで。
しかしまぁ、これはちょっとボクにまで恥ずかしさが飛び散ってくるので冗談。

parko_2_yj.pngですが、うちのワイフって、実はある方面の知人には「パー子」である印象も残っているのです。
結婚式の二次会で、ボクが林家ペーの扮装をし、ワイフは林家パー子をしたのです。
そんなことはあの夜しかしてませんが、それこそあの夜に初めて会った人など含め、それなりに記憶に刻まれてしまっているのです。

そういう流れへて、「パーコってどうよ。」
と具体的に提案すると、ワイフはもちろんその時点では一笑。

しかしボクとしては、ちょっと気になりました。
美容室の名前って、王道は「おしゃれ」とか「かわいい」とかの方向性の、意味はあるよなないよなまとめ方があるのです。
ボクなど正直いうと、街にあふれる美容室の名前なんてほとんど覚えてなくて、実店舗の店の外観で認知していると言っても過言ではないです。
筆記体などでロゴ書かれると、めまいするほどのオシャレに、把握する気も起こりません。いや、誤解のないように言っておきますと、本当はそれはそれで正解なのだと思います。そういう非現実的まやかしが作り込めるくらいなら、それは演出がですし。
単に、うちの場合は当てはまらないなぁと感じていたのです。

名前考える頃、平行してわかっていたのは、今回ワイフがやる店は、貸し主の意向と予算の関係とで、外観は凝れなかったこと。
要するに、ボクの思考の中では、ここで、イイ歳して独立した小さな美容室が、こねくり回して気取ったオシャレネーム使っても、それに見合う外観だってムード作れてないのに、誰の目にも耳にも残りませんよと。

ボクは実の子供たちの名前つける時に考えていたのは、「すでに音として知っているが、実際に人の名前としてつけている人はあまりいない」という点を重要視してました。独特であるけど、響きには違和感ないというもの。
今回のワイフに店に対しても、そういうのがイイのではないかという思いがありました。

そういう意味で、パーコってそんなに悪くないはずだと。

ボクの親の歳くらいは、美容室って言ったら「パーマ屋」って言うのは普通だったんですよね。
つまり、パーマ屋で「パーコ」って名乗るのは、種類をそのまま伝えているようなもんで、ハンバーガー屋のモスバーガーあたりと似たようなものです。

どうでしょう。パーコ。

それから、
店は家の近くになり、通勤はとても楽になったと思いますが、
引き続き子供のお迎えなどがあり、あまり遅くまで仕事はできません。
一般的な美容室の営業開始時間に習って、終わりだけ早いのでは、売上げって部分にも大きい影響がありそうです。
育児と両立する為のウルトラCは、営業時間を早くすることです。
早くはじまって早く終わってしまう店です。
ニーズはある程度あると思いますが、認知されるまでは無駄な行為かもしれません。
ただ、乱立する美容室の中のわずかながらの差別化にもなります。
8時から5時です。
パーコです。
セブンイレブンだって11時に終わるわけではないので、実際は5時に終わることは難しいと思いますが、それでも早めに閉まるのは間違いがないので、心意気としては8時5時。


といったわけで、様々な屁理屈がピタリと揃ってきて、ワイフ自身も観念し、「Parko」と決まったのです。
「なんで?」と聞かれれば、その人がうなづきそうなのを、適当に答えればいいのです。

「子供がパーマンが好きで、パー子から取りました」
「昔、結婚式の二次会で林家パー子の格好してウケたんです」
「パーマ屋だからです」
「営業時間が8時5時」

といったわけで、最後にロゴのこと。

ゼロから起こしたりはせず、本人の意向にそってデザインフォントを見比べて、だいたい方向を決めました。
最後に太さとか高さとかいじってます。

Pの中にある「・」ですが、これやっぱり、パーマンバッチのムードですね。
一般的にはそれでいいです。
ただ、当人のトレードマークのホクロの意味であるのも100%事実。

parman_mark.png


オープンは2014年4月1日です。
増税とともに、よろしくお願いします。

Parko
http://www.parko.jp

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