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BRIDE.5「料理はどうした」

料理も悩むところです。
レストランでやる以上はおいしくなくては意味がありません。
同じフィッシュバンク東京でも、試食してみたのはランチです。
間違いはないと踏んで決めたお店ではありますが、単に神頼み的に当日を迎えるのは嫌でした。
実は正式契約を交わす前に、プロデュース会社であるメゾンドマリアージュの担当の方に、「シェフに直接話しができる時間を作ってください」とお願いしてあったのです。

ちょこっとコーコク

某日、開店前の忙しい時にシェフとの打ち合わせが実現しました。
その頃のフィッシュバンクのウェディングメニューは、費用に合わせてざっと3段階ほどあり、説明メニューには、それぞれそれなりにおいしそうな解説が添えられています。
で、料理だけはケチらずにいこうと思っていたのですが、真ん中と上のランクの料金に結構開きがあり、非常に迷わせるものがありました。
シェフは、素材やら調理法を色々と説明してくれます。
やはり忙しかったせいか、シェフのトークは若干早口です。

そして、シェフからの「真ん中ランクのコース料理のメインのお肉を、一番上のコースの肉とチェンジする」という案に落ち着つきそうな頃、ボクはシェフに言いました。
「とにかく、ベストを尽くしてください」
シェフ、少し苦笑いで「...もちろんです」
仲介してくれたプロデュース会社の人も明らかにズッコケています。
ワイフなどは「え? まさか、それだけで?」的な視線をボクに向けるのです。

いや、確かに忙しいところに時間作ってもらって「ベストを尽くしてください」だけでは失礼だったかもしれません。
しかし、どうしてもそうお願いしておきたかったのです。
もはや、料理の部分はシェフはじめスタッフのスロットルのひねり加減に頼るしかありません。
直接面と面を合わせて頼まれてしまったら、思いの入れ方が違ってくるものです。
これがこの日の最大の目的でした。

で、後はせっかくですから、少し図々しいお願いにも挑戦。
例えばソースのかけ方に「米」の字みたいにできませんか?
シェフは少し笑いつつ、その技法について色々とアイディアを出してくれます。
そして、スープにかけるクリームの方がやりやすいかなと発展し、ついにはケーキの脇に、「米」の字にくり貫いた紙からココアパウダーを振るというのが効率的で確実ではないかというところ行き着いたのです。
それならばできる、と。

そして当日に登場したのが、このケーキです。
見事に「米」の字が出来てました。
スバラシイ。
手間をかけさせてしまって申し訳なかったのですが、本当にいい思い出になりました。

ちなみに、冒頭にも出てるウェディングケーキですが、一般的に色々なリクエストに応じてくれるものなのですが、ボクらのケーキは何のデザインだかおわかりでしょうか。
そうです。寅さんのジャケット柄なのです。
もう、とことんですよ。

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コメント(3)

うわあ、yoneさん、あなたやっぱり凄いっすよ。
こんなふうにすれば人生最大のベタ・結婚式も楽しめるものになるんスね。
なすがままの人形みたいだった自分、勿体無いことをしたもんです。

次回の式には何が何でも呼んでもらおう(ってオイ

kyo | 2006年12月 1日 15:22 |返信

本当、関心した。   去年うちの野球部「新撰組」の土方が結婚式を挙げたんですが、コイツがやったらやりっぱなし、終わったら終わりっぱなし、の結婚式を挙げやがってね、顔を立ててもらうだけ立ててもらったら、その後プッツリと野球部の集まりに一切、来なくなって局長としては黙認できなくなって「貴様は己の為だけに新撰組の人脈を乱用する気でござるか〜!!」っと一喝したら翌週の練習には渋々来てました、しかし沖田も永倉も不信感バリバリです  しかし結婚式って、やっぱ大変そう。

ベンジャミン竹本 | 2006年12月 2日 03:53 |返信

スイマセン、もうちょっとだけ続くので、お付き合いください。
まだまだ仕掛けてます。
やがて呆れるかもしれません。

yone | 2006年12月 2日 10:30 |返信

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