ホーム > 体験話 > 回転鍋

回転鍋

もう随分昔からあるので、行ったことある人もいるかもしれませんが、ボクはこないだ初めて「回転鍋」の店に行くことができました。

ちょこっとコーコク

JR有楽町の駅からマリオンの方へ向かうのに、人の流れが一番ある道に平行してる1本隣りの通り沿いです。ボクが昔一度行った時は、数人の待ち状態ができていて断念したことがあります。TVでも扱われたのを見たことがあったので、想いだけが募っていました。

行った時間はちょっと早かった為、行列どころか二組くらいしか客はいませんでした。すでに目の前には、皿に乗った鍋の具材がゴトゴトと回っています。軽くトキメキ。

システムは回転寿司同様に一皿なんぼで設定されています。鍋のダシ汁の方には特別な料金はかからないようで、皿の数だけが会計に直結するようです。ダシは全部で7種類。「醤油ダシ」「昆布ダシ(ポン酢付)」「とんこつ味」「すき焼き味」「味噌ダシ」「辛味噌ダシ(チゲ風)」「ビーフコンソメ」というラインナップです。これは何度でも交換していいことになっています。

今回ボクが試したのは「味噌ダシ」で、同行した人は「ビーフコンソメ」にしていました。
目の前にコンロが埋め込んであり、そこにマイ鍋があるわけですが、この鍋、底は浅めなのですが径はしっかりあります。どうみても席の真ん前に自分用として設置してあるのですが、「これ1人用なの?」と思ってしまいます。

さて、ダシが来ました。
一応温かいダシのようですが、まだ鍋っぽい温度ではありませんので、とりあえず前を流れる皿を物色しながら、しばらく待つことになります。

流れているのは、牛肉、エビ、サーモン、はまぐり、練り物類、野菜盛り、きのこ盛り、シラタキ、ソーセージ、餅、ラーメンの麺・・・などなどとあり、それなりに豊富です。

さっそく、いくつか取って、鍋をはじめてみます。
鍋の大きさのせいで、少しくらいの入れ方では寂しいものがありますね。戦略かな。とりあえず色々と放り込んでしまいました。
それでお味は...といいますと、まぁまぁ。可もなく不可もなく、無難に「鍋」です。ちょっと知人のビーフコンソメにも手を出してみたのですが、こちらはNGですね。流れてくる具が和系のものが多いので、なんとなくミスマッチなのです。軽く食べたらチゲ鍋に変更していました。

ではこちら、味は並でも回転鍋というギミックがおもしろいだけ「いいお店」なのかというと、そうでもありません。支払いの時にはじめてハッとさせられたのですが、べらぼぅに高いのです。なんと野菜盛り、キノコ盛り、一皿が300円します。シラタキですら一皿200円。皿のサイズは寿司のそれと変わらないので、どれくらいの盛りかは想像できますよね。ほんのちょろっとって感じです。それだって余程の素材を使ってるのならまだしも、たいしてこだわってもない素材を裏でバイトの人が適当に盛ってるというような気楽さが漂っています。また、回転寿司でも同じ話ですが、結局は回ってるものは時間経過が目に見えてしまい、とてもフレッシュには見えなくて、食欲が失せます。回ってないものは店員が運んできてくれるので、ついつい回ってないものを注文したりしてしまうのです。回転を否定していたら話にならないかもしれませんが、一皿幾らという形態であれば何も回ってなくてもいいというのが消費者の本当のところではないでしょうか。
実際払った金額は、回転寿司でだったら特に不満はないような額でした。単なる食事としてみて、「鍋でこれかよ」っていうのが不満です。とにかくほどほど安くないとダメですよ。マイ鍋で具を選べるという考え方は悪くないのですから、こういうのはおいしい素材が安く仕入れれる環境で、注文したらその場でカウンターの向うの人が手早く具材をカットしてくるみたいな感じだと客呼べるんじゃないですかね。

それにしても、「回転鍋」ってことは、鍋が回ってこないとウソなのだが...

twitterに投稿する

TO TOP