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アローナ欠場とジァイアント落合死去

まず、明日のPRIDE GP について。
第3試合にジャクソンと対戦する予定だったヒカルド・アローナが、右足かかと負傷の為欠場することになり、代わって同じブラジリアントップチームから、ムリーロ・ブスタマンチ(現UFCミドル級王者)が出場することになりました。

ちょこっとコーコク

ん〜、ブスタマンチか。まぁ申し分なく実力者ですが、どうせなら一端消えたグレイシー一派からチョイスしてもらいたかったなぁ。ハイアンvsジャクソンの狂犬対決っていうのも見ごたえあったんじゃないですか。同じジム所属っていうのが条件だったとしたら、ノゲイラ弟っていうのも魅力あったのに。

しかしまぁ、誰が代役だったとしても、とりあえず相手はジャクソンですから、勝利は揺るぎないのではないでしょうか。


さて、もうひとつの衝撃。
数日前から危篤状態だったので、なかば予感はしていたのですが、格闘家のジャイアント落合が死亡しました。
と言っても、特別格闘技好きな人でなければ、「誰それ?」って感じかもしれませんね。報道の文に簡潔に紹介してあるので、まずは引用させてもらいます。

スポニチより

ジャイアント落合さん死去
 野球評論家・落合博満氏のおいで、総合格闘家のジャイアント落合さん(本名・岡田貴幸=おかだ・たかゆき)が8日午後4時30分、急性硬膜下血腫のため入院していた東京都品川区の昭和大学病院で死去した。30歳だった。

 落合博満氏の姉の息子として話題になった落合さんは、空手家・佐竹雅昭(37)率いる怪獣王国の唯一の所属選手。PRIDEやDEEPなどで活躍。太めの体にアフロヘアといった独特なルックスとコミカルなキャラクターで人気を得ていた。
 プロレスにも活躍の場を広げるため、安生洋二(36)=フリー=の紹介で7月からWJの道場で稽古を始めた。だが、3度目の稽古となった28日の練習中に突然倒れた。急性硬膜下血腫と診断され、すぐ開頭手術を受けたが、意識不明の重体となっていた。
 悲報を受け、病院にはWJの長州や永島専務、事故当日に一緒に練習していた鈴木健想らも弔問に訪れた。
 佐竹は31日の会見で「テストを受けに行くと聞いていた。どういう練習をしていたのか、WJにきちんと説明してもらいたい」と主張していたが、関係者によれば、死亡原因を確認するため「検視することになるだろう」という。なお、葬儀、告別式は家族の意向により、近親者のみで執り行われる。

という感じです。
太めでアフロヘアー、パンツには「まむし」の文字、入場テーマ「ビューティフルネーム」と共に、アフロ子供をたくさん引き連れて入場してきたこともありました。ジァイアント落合を差して、「福嗣くん、大きくなったなぁ」なんて言うのはもはや定番。
しかし実際、話題先行で今ひとつ実力はないので、最近はPRIDEにも呼んでもらえずにいました。そこで、プロレス転向を視野に入れつつWJの道場で練習参加していたようです。

この一件、ジァイアント落合の兄貴分の佐竹は、WJの練習内容に対していろいろと疑念を抱いているようです。
わかりやすくいうと「しごきが過ぎたんじゃないのか」つてことが言いたいのでしょう。
プロレスで活躍する為に必要なのは、「強さ」ということ以上に「頑丈さ」というのが求められるんだと思います。プロレス界にずっといる選手と、外からプロレスに入ってくる選手とでは、大丈夫の限界点にはすごく差があるんじゃないでしょうか。プロレス道場には、これくらいのこと平気だろ、これくらいできなきゃプロレスできないぞ、という空気があって、鍛練しながら少しずつクリアできた者がプロレスラーとなれるんでしょう。プロ格闘家として活動していた基礎が必ずしもプロレスの基礎に通ずるものではない場合もあって、しかも周囲はそんなにその差を感じ取れない、いや感じていたとしても見過ごす性質のものだったりするから、今回もジァイアント落合のWJ道場での練習は周囲の想像以上にレッドゾーンだった可能性もあります。

いずれにしても人がひとり壊れてしまったのですから、「格闘技とかプロレスはいつも死と隣合せなんだからこういうこともあるんだ」とか、その世界だけで通用してしまう解釈でおしまいにしてしまったら両親や友達は気の毒ですね。

とにかく合掌。

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