行きます、当てます!! PRIDE GP

間近にせまった世紀のイベント「PRIDE GP 2003 開幕戦」についてです。

今回やっぱり現地に行くことになりました。(さいたまスーパーアリーナ)
こないだも書いたように、これだけの顔を揃えておきながら...という不満はあるにはあるのですが、それは欲を言えばという話です。追加されたヘビー級の試合含め、第1試合から第7試合まで、ひとつとしてオミソの試合がありません。すべてご馳走。人によっては去年のDynamite!よりもリッチ感を感じる人もいるでしょう。

ちょこっとコーコク

さて、例によって予想です。(試合順)

■第1試合 ヘビー級スペシャルマッチ 1R10分/2・3R5分
エメリヤーエンコ・ヒョードル vs ゲーリー・グッドリッジ
いきなりヒョードルです。ヘビー級チャンピオンもこの日は前座ということですね。対するグッドリッチですが、総合ルールの試合は随分久しぶりのような気がします。これは予想するまでもなくヒョードルですね。かろうじて考えられるグッドリッジの勝ち方としては、ベルナルド戦のように「パンチがはずみで当たっちゃう」ことくらいでしょうか。グランドにもつれるようなことになったら、残酷な展開になるかもしれません。

■第2試合 PRIDE GPミドル級トーナメント1回戦 1R10分/2・3R5分
アリスター・オーフレイム vs チャック・リデル
GPの最初の試合です。格、キャリアから考えてリデルの方がずっと上なのですが、アリスターもこのところ負けてませんので未知数です。アターエフにもあっさり勝ってますし。ただ、ゴールデングローリーの選手はあんまり決定打をもっていないような気がするので、ここはやっぱり下馬評どおりリデルではないかと。一応UFC代表ということもありますが、リデルは絶対的に強いと思いますよ。KOでは。

■第3試合 PRIDE GPミドル級トーナメント1回戦 1R10分/2・3R5分
クイントン・"ランペイジ"・ジャクソ vs ヒカルド・アローナ
これも楽しみな一戦ですね。アローナのグランド技術は最高だと思います。しかし最近どうも一本勝ちしているところを見ていないので、ある意味での甘さがあるんじゃないかとも思っています。その上、ジャクソンの規格外のパワーは、普通にグランド持ち込もうにも全部はね飛ばすことができたりします。そういう意味からしても、千歳一隅のチャンスを逃さずに極めることができないとジャクソンは倒せないのではないかと思います。今回は普通にジャクソンですね。

■第4試合 ヘビー級スペシャルマッチ 1R10分/2・3R5分
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs リコ・ロドリゲス
久々のノゲイラです。相手がリコ・ロドリゲスとは、なかなか大変な復帰戦になりましたね。UFCとPRIDEの「前」王者対決ということです。(かつてアブダビで対決した時はリコの一本勝ち)
しかし、ヒョードル戦の敗北でやや注目を遠ざけてしまった感もあるノゲイラですが、あれはやっぱり合い口の問題であって、やはり今でも世界最強を名乗ってもいいひとりです。(変な日本語ですが) ノゲイラの芸術的フィニッシュで完全復活というのが、予想であり希望です。

■第5試合 ヘビー級スペシャルマッチ 1R10分/2・3R5分
ミルコ・クロコップ vs イゴール・ボブチャンチン
これも贅沢な一戦ですね。
かつてのボブチャンチンの強さを思うと、現在の戦いっぷりは残念でならないのですが、この試合はやや往年の姿が見られるんじゃないかと想像しています。ボブチャンチンが練習したグランド技術を披露したくても、ミルコをタックルで捕まえることなどできないでしょうから、おのずのスタンドでの打撃戦が中心になります。そうなるとお得意のロシアンフックも多少の輝きを取り戻すのではないかと。ただし、ボブチャンチンはK-1では成功者ではありません。その展開を望んでいるのはむしろミルコなのです。
予想という意味では、ミルコのKO勝ちですが、やはりヘビー級の立ち技対決となれば、当たったもん勝ちです。そういう戦いにボブチャンチンは割と素質があるのではないかとも思います。というか、ボブチャンチンここでKO負けはつらいですね。噛ませ犬街道ばく進になってしまいます。しかし逆に、ここで勝てば「最前線復帰」だということを肝に銘じていたら、何かドラマも生まれるかもしれません。

■第6試合 PRIDE GPミドル級トーナメント1回戦 1R10分/2・3R5分
吉田秀彦 vs 田村潔司
問題の一戦です。これあんまり想像しないでいると間違いなく吉田なのですが、もう少しいろいろなことを考えると、ちょっとだけ違う可能性もみえてきます。
これまで吉田のやってきたホイス、フライ、佐竹という顔ぶれからして、まだ吉田の実力を測り切るのが困難です。フライ戦で相手の打撃を封じたのは見事だったのですが、あれと同じことが田村相手にできるのかというのが疑問です。これがフライ戦を経ないでいたとしたら、田村もフライ同様の扱いだったかもしれませんが、この試合を見、研究してくる田村は果たしてそんなに簡単に吉田の思い通りになるでしょぅか。ボクは田村はバーリトゥーダーとしては未成熟だと思っているのですが、それは吉田に対しても同様の疑いをかけています。(まだ見せていないだけで) 同じ未成熟だったとして、金メダルの威力の方が大きいのか、UWFの残党としての経験が大きいのか。

田村のいいところは素早いミドル、当然吉田はガードするなり、その足を抱えるなりするでしょうが、何発かは入るでしょう。まともに打撃をもらった時の吉田の反応はその時になってみないとわかりません。ただ、今大会唯一の番狂わせがあったとしたら、この吉田vs田村なんじゃないかと思います。希望は吉田の底知れぬ強さが見たいのですが、予想は田村にしておきます。当たり前の予想だけではおもしろくないので。

■第7試合 PRIDE GPミドル級トーナメント1回戦 1R10分/2・3R5分
桜庭和志 vs ヴァンダレイ・シウバ
これもなかなかスリリングですね。桜庭負けたら本当に本当に「終わり」ですからね。以降も現役を続けたとしてもシウバよりかは下に位置する別の横軸の世界で生きていかなくてはなりません。ヒクソンに勝てなかった師匠高田のように。
ただ、ボクはこのカードはやや楽観しています。今度は桜庭勝つでしょう。
ボクは元々シウバに関してはそんなに買っていません。PRIDEではどうみても甘いカードばかりで、対日本人という構図の中で作られた大ヒールだったと思っています。無論、そんな状況でもキッチリと倒していることは最低限以上の実力があることは認めていますが、進化はしていないことだけは事実で、今回のような外国の強豪揃いの大会で優勝するほどの力があるのかって話になると、やや疑問符です。
これまでの桜庭vsシウバ。1戦目は桜庭の完全な負けですが、2戦目は脱臼によるドクターストップです。負けは負けですが、あの試合の流れは桜庭にあったと思います。その辺の感触はシウバ自身が一番よくわかっているでしょう。だとすると、シウバは今度の試合で「硬く」なるではないかと想像しています。ノッている時は非凡なラッシュ力のあるシウバですが、一端硬くなると寝ても立っても「並」になります。そうなると桜庭のグランド技術があれば仕留められるのではないでしょうか。逆に2度も勝っているということを単に自信に化けさせることができていたら、こりゃまた手がつけられないくらい元気でしょうから、桜庭も苦戦します。しかし、元気なシウバに対する対策は2戦目以前からしっかりと練られているんじゃないかと思うのです。それが想定以上でなくて、はたまた2戦目の脱臼のようなアクシデントがなかったとしたら、桜庭が見事リベンジを果たせるのではないかと。


まー、とにかく楽しみですね。
今回は8/10当日の夜22時半からフジテレビ系でOAされます。
絶対見ましょう。
ちなみに、桜庭と吉田が負けたら11月の決勝大会はフジの中継は一週間後の日曜昼間になります。(ありえるぞ)

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