そう遠くない未来に起こりえることでしたが、とうとう斎藤和己も引退を決意してしまいました。

96年に南京都からダイエーに入団。03年には20勝を挙げ、ダイエーの日本一に貢献、沢村賞を獲得した。その後は右のエースとして君臨し、06年に2度目の沢村賞に輝いた。通算150試合に登板し、79勝23敗、防御率は3・33。
右肩を2度手術し、07年を最後に6シーズン登板機会がなく、リハビリを続けてきた。10年限りで支配下登録を外れ、11年からリハビリ担当コーチの肩書で、現役復帰を目指していた。
ほんのわずかだけ、また投げる姿を期待してましたが、もう6年ですもんね。
ちょこっとコーコク
沢村賞2回もそうですが、今をときめくマー君の目指す開幕の連勝記録の現ホルダーですし、一頃は紛れもない日本屈指のピッチャーでしたね。球界からもその実力を評価する人は多かったです。落合なんか「「斉藤こそが球界で最も優秀な投手。斉藤和巳がいる限り、日本球界はなんとか保つ」ってベタ褒めみたいですし。
怪我との戦いで実働年数は少なかったかもしれませんが、これだけ名の通った選手で生涯負け数23って凄いですよ。
負け試合見られた方がレアかも。
で、負けと言えば何といっても2006年のプレーオフ。
やっぱりホークスを背負っていたこの時の斎藤は心に刻まれるものがありました。
引退。
残念ですけど、ご苦労さま。
ホークスでコーチとして帰ってきてください。