iCloudを導入することで、もしかしたらDropBoxを使わなくなるかなとも思い色々試したところ、似たようなことはできるにせよやはりDropBoxは一番使いやすいサービスである結論に至ったので、ここで改めてご紹介しておきます。
DropBoxとは、本当に一言でいうと、ネット越しに「同期フォルダ」を簡単に作るサービスです。
あるフォルダ上の自分のデータを、複数のパソコンやスマートフォンなどのモバイル端末で共有できるというもの。
そのフォルダに置いておけば、ネットで同期されるので、別の環境から参照しても最新のものになっています。
ポイントの1つとして、ネットに繋がっていない時でもローカルのデータとして扱えるので、いわゆるネットワークストレージにデータを置いて参照している行為とは少し違うのです。
ネットの繋がった時に同期される仕組み。
ボク自身も半分用心しながら随分と長いこと使っているのですが、ここまで特にトラブルらしいトラブルはありません。同期中にヘンな操作してしまうことだけは要注意ですが、普段はいたって簡単。昔は英語だらけだったのですが、今ではアプリもサイトも日本語化が進み、より馴染みやすくなっています。
実は、他にもいろいろと有益に使える機能もあるのですが、
とにもかくにも、このフォルダ同期という仕組みが、かなりスムーズに機能するので、その便利さは手放せなくなるものがあります。
OSの操作の延長にあるような使い勝手なので、自分ひとりで使った場合、USBメモリの代わりくらいにはなるのです。
インストール
DropBoxのサイトで、アプリをダウンロードし、アカウントを作ることからはじまります。
そして、インストール。
もし他の環境のあれば、同様にインストールし、同じIDパスを入れてやればいいのです。
ブラウザからも操作できるのですが、アプリの方が便利かと。
使い方
特に設定しないでインストールを進めると、普通は「DropBox」というフォルダが作られます。
これが同期されるフォルダです。
この中に必要データを置いて、他のパソコン、スマートフォン等で同様にアクセスすれば、同期されているという状態が体感できると思います。
このDropBoxというフォルダは『外と繋がっている』というイメージを持てばいいかもしれません。
あとは普段どおりデータ置く場所として利用すればいいのです。
同期は勝手にやります。
共有
DropBoxは、自分ひとりで使っても便利便利なのですが、さらに特定のフォルダを「共有」の設定をしてやれば、使い方が広がります。
共有にして、その共有させる相手に「共有への招待のメール」を送ります。
相手が承認したら、それで完了。
以降は、相手からもそのフォルダの中だけは見えるという寸法です。
メール添付では厳しいくらいの大容量データの受け渡しも可能となります。
友達などとホットラインを作り、しょうもないデータを共有することことがいとも簡単にできるわけです。
容量の追加
便利過ぎるので色々と使いたくなります。
DropBoxでは無料のプランでは2GBとなっています。
これでも足りる人は足りるでしょうが、やはり容量は大きいにこしたことありませんよね。
有料プランにすれば、50GB、100GBとすることも可能です。
しかし注目は、無料プランでも、ちょっとした手順で少しずつ容量を増やすことが可能な点。
(1) 使い方のマスター
https://www.dropbox.com/gs
手順に従い色々と使ってみるだけで、250MB追加されます。ほとんどのことは自然とクリアできる内容なので、まずこれゲットしたいですね。
(2) 各サービスとの連携
https://www.dropbox.com/free
あるならば、Twitter、Facebookと連携とってやれば、各128MB追加されます。
(3) 友達紹介
メールでDropBoxを紹介し、その相手がインストールしたら1人につき250MB追加されます。
これは紹介する方もされる方も250MB追加ですから、うまいこと未インストールの知人がいたらお互いにオイシイですね。
最大8GBまでアップします。
8GB達成するのは32人の紹介ですけど。
米林ジャーナルからの紹介
ボクも何人かには紹介成功していますが、パソコンに詳しい人はすでに使っていることが多いので、とても32人も紹介できてません。
以下の紹介用URLからダウンロードに進んでもらうと、ボクからの紹介という形になります。
これによって、お互いに250MBの容量追加されますが、ボクの方でインストールした方のメールアドレスは知ることができると思います。このアドレスの人に紹介しましたよというログです。
もちろん、それによってボクが何かメールしたり、問題のある行為は一切しないつもりですが、一応はそういう仕様だということだけはご承知ください。
総括
DropBox同様のサービスでSugarSyncというのがあり、無料版での容量が大きかったり、さらに多機能であったりするのですが、操作方法がなんとも、まどろっこしいところがあります。
Windows的とも言えるかもしれません。
とてもではありませんが、さほどパソコンに詳しくない人には勧められません。
また、iCloudでも似たことできますが、OSがLionでないとダメです。
OS X LionでiCloudをDropboxのようにクラウド同期フォルダとして使用する方法
EvernoteはEvernoteで使い道あると思いますが、操作があくまでEvernote流なので、OS上のフォルダでの同期というイメージの掴みやすさには遠く及びません。
というわけで、とにかくシンプルな使い勝手でオススメできるのがDropBoxです。
かつて、AppleがこのDropBoxを買収しようとして断られたことがあるのですが、要するにこのスマートさはジョブズも認めるところだったってことですかね。
初コメです! いつも楽しく拝見しております。
Dropbox紹介でダウンロードさせていただきました。
目指せ8GB!
こんにちは。
紹介DL経由ありがとうございました。
ボクも地道に少しずつアップしてますが、8GBまでは結構時間かかりそうです。
他にも、不定期でDropQuestなるクイズなのかゲームなのかを開催してるらしく、クリアすると1GB増えるものもあるのだとか。
今はやってませんが、また今年どこかでやるのでは。
https://www.dropbox.com/dropquest2011