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もう怖くない

先週の三連休にワイフと子供達を富山の親戚の家に置いてきました。
ボク一人だけ東京へ戻っています。
実際、今週末に親戚の結婚式があり、どのみち富山には行く予定だったので、家族だけ先に滞在させているわけです。
しかしこれ、心境としては避難です。

ちょこっとコーコク

もちろん親戚の家とはいえ幼児を連れてのことですから、この決断にいたるまで少し努力がいりました。しかし、連日のように続く余震や、放射能汚染への不安など、いろいろと参っていたところもあり、こうすることが一番のように思えました。

迷っていた頃、その避難決定の最後の引き金となったのは次の写真だったかもしれません。

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この写真は、スカパーでやっている「朝日ニュースター」という番組に、今一番怖いこと述べる作家 広瀬 隆が出た時に紹介されたものです。
ニューヨークタイムズに掲載された今回の原発事故の周辺地域の人々の被曝検査の1コマのようです。
2歳くらいでしょうか。男の子がバンザイしてスクリーニングを受けています。

・・・たまらんですね。

こんな幼い子も被曝している可能性のある対象として検査を受けさせられているのです。
これが現実です。

特に原発事故に関しては、テレビにすっかりと鈍らされている緊張感ですが、これは放射能汚染の危機であるということを忘れてはならない気がします。
上のような写真は、国内のメディアではあまり扱われてませんよね。
これくらいの大事故ですから、そりゃ報道できない部分はたくさんあると思いますが、それとパニック抑止の為との報道管制とか入り交じってて、真実が伝えられてないような気がします。
いや、隠蔽だとかまでは言わないのですが、少なくとも情報は極めて遅く、そして極めてぬるく伝えられているのは間違いないのではないでしょうか。

先日の水道水汚染に関してだって、前日くらいにはネットでは数値として明らかに上がっているのはわかっていたことですが、これが全くテレビではスルーだったわけです。
そして、昨日23日の午後になって「昨日22日は基準を超えた放射性ヨウ素131が検出されていまた。幼児は飲料控えてください」って。おいおい。遅すぎるだろと。もちろん検査に時間がかかるとかって事情もあるのかもしれませんが、これ緊急事態ですよね。何をおいてもっていうのが一般市民の感覚ですよ。

しかもその安全だとする基準の出し方も疑問ですよね。
自国で勝手に水準あげて(17日に)、それより下回っているということでの「基準内」てことですもん。こういう原発事故となると、一時的に基準は上がるもののようですから、単純な比較は語れないのですが、少なくとも今日本が水道水の基準の大人300ベクレル・子供100ベクレルという数字はすでにそこそこ高めであることはもっと告知すべきではないでしょうか。
事故などない平常時の場合ですが、WHOの基準は1ベクレル、アメリカは0.5ベクレルだそうですよ。

こんな調子のことがあちこちで出てますから、もう政府だとかテレビだとかの言うことを全面的に信用できないわけです。
ツーテンポくらい遅い上、大丈夫大丈夫って言うばかり。
そのうち、「すいません。おととい3号機がメルトダウンしてました。大量に放射能も放出しています。しかし、ただちに健康に害はありません」とかサラッと言い出したりしたらどうしましょう。

いずれにしても、ボクはボクの判断で子供達を逃がしました。
その後の都内の水道水の件など考えても、これは正解だったんじゃないかなと思っています。
交通費など色々かかりましたが、この安堵には替えられません。
明日また富山へ行ってきます。

最後に、
ボクがこの状況下で、テレビから得られ過ぎる安心感とバランスを取る為に、逆に少し考える要素になるサイトや動画をリストしておきます。決して、これらばかりは信用しない方がいいと思いますが、それぞれ部分的には有益であったりもします。

■全国放送では公開されない風シュミレーションと高濃度汚染のレベル
http://www.youtube.com/watch?v=YOMkSUh3h6g

■たかじんのそこまで言って委員会 武田邦彦
http://www.youtube.com/watch?v=jyou9oG1qBg
http://www.youtube.com/watch?v=YDcYUlTHYyQ

■武田邦彦のサイト
http://takedanet.com/

■ニュースの深層 広瀬隆
http://www.youtube.com/watch?v=AjOMiQL6bQw
http://www.youtube.com/watch?v=6GHXQYhKd98
http://www.youtube.com/watch?v=HDFzptO4eEA

■松本市市長 菅谷昭氏の記者会見(チェルノブイリの医療支援活動などの経験者)
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/kaiken/teirei20110322/index.html

■原発がどんなものか知ってほしい
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

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コメント(2)

決断の時が来てしまいました。
関西出身の知人2家族が神戸に避難してしまいました。関西にウィークリーマンションを探している知人もいます。当初それは大袈裟では…と思ってましたが、調べれば調べるほど不安になってきました。今では避難している人のほうが正しいと思っています。水を買いだめするレベルの話ではありません。

確かにマスコミの情報は嘘くささを感じていました。重要な事柄を避けているようです。なぜ停電情報よりも放射能のことを優先しないのでしょうか。被災者、被災地の現状ももちろん大切ですが、次の段階に導くのもマスコミの大切な役割です。パニックになるのを恐れての規制なのでしょうか。しかしここまでの事故ならパニックを起こしたほうが良いのではとさえ思います。

ご指摘の通り、政府はサラッと恐ろしい事を言いそうです。でもその時点ではもう遅いんですよね。かなり被曝してしまっているでしょう。僕や妻はいいのですが子供だけは守りたいです。しかし今を捨てるってなかなか出来ません…

オリバー | 0000年12月 0日 00:00 |返信

たいへんな局面ですね。
ボクは自分の友達で、後で「ゴメンゴメン」で済む相手には、退避をすすめてます。

今日まで富山に行っていたのですが、あまりに平和で・・・。

yone | 0000年12月 0日 00:00 |返信

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