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ラーメン報告書059「オリオン食堂」

西武池袋線の東長崎駅西口から目白通りの方向にまっすぐと数分歩くと、左手にポップな字体で「オリオン食堂」の看板がある店が見つかります。山小屋みたいな、ちょっと不思議ムードの店です。メニューの張り紙がいっぱい張ってある感じのところ。ここは車で行くとちょっと止めづらいかもしれませんが、近くにコインパークはあるみたいです。

ちょこっとコーコク

店内の雰囲気も、その店構え同様ちょっと変わっていて全体的にレトロなテイスト。入ってすぐにドンと置かれた食券の券売機にはラーメンの他にもカレー、煮豚ごはんなどなど、かなり豊富なメニューがあり迷わせます。本来は「無化調正油らーめん」を食べるべきだったのでしょうが、暑くてたまらん日だったので「つけめん」にしてみました。しかもここのつけめんはノーマルな正油系以外に「ソルト」というのがあります。塩つけめんということです。珍しいのでそれを注文しました。
麺は中くらいで縮れている感じですね。つけだれは塩というだけあって薄めの色です。
早速一口。
ん?、塩? 結構微妙です。味はおいしいといえるかもしれませんが、一般的な醤油系のつけだれとそんなに違いを感じません。まぁ確かに醤油の香りしないですが。つまりそれが塩ってことですね。ちょっと表現がまとまってないのですが「塩のつけめん」ということを意識すると予想とは少し違っていたことだけは確かです。全体的にコク薄めで塩けが目立ち、あまり感動的な味ではありません。まずくないのですがクセにもならないというところでしょうか。
で、このお店は「化学調味料を使用していない」ということが余程アピールしたいらしく、そこらじゅうにその旨書いてあります。確かに無化調でここまで旨味を引き出すのは並大抵のことではないと想像しますが、逆言えばこのお店のイマイチ感は無化調にあるような気がしてしまい、結局のところ失望してしまうのです。カレーも手間ひまかけてルーから作ってると書いてあり、同伴した人のをちょっと食べさせてもらったのですが、ボクはおいしく感じませんでした。これまたボンカレーのようなものの方が案外いけてるかも。
つまりは、何においても天然のものだけで一から作り上げるというのは相当の技量が要求されるということなんですね。優良な手法だけでつくったものが意外とハマらない味になってしまうという皮肉さ。プライスパフォーマンスはかなり高いので、もし歩いていけるくらい近所にあったら、とてもありがたいお店だと思います。
つけめんとしては及第点だと思いましたが、より芸が必要なラーメンだとどうなんでしょう。いずれ挑戦してみようかと。

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