身の毛もよだつゴキブリ話
ゴキブリ好きな人いないですよね。
もちろんボクも好きではないです。
ただ、嫌いだからって「逃げる」という意識はありません。
嫌々ですが、見つけたらとりあえず戦います。
この戦い方に関しては、人によって色々でしょうが、ボクはもっぱら食器用とかの洗剤をぶっかけて動きを鈍らせ、ハガキとか固めの紙をチリトリのようにしてゴミ袋へシュートする感じです。
殺虫剤は、なんか部屋に巻くこと自体が嫌なので、使いません。
いずれにしても逃げ腰系ですね。
こんなボクも、かつてはゴキブリを見つけたら新聞紙を探すような精神は持っていたのですが、これまでの人生で何度かショッキングが出来事があり、もう心が折れてしまったのです。
その一つ目。
中学生くらいの頃の話です。
風呂場で頭を洗っていた時、不意に左足に何かを感じ、泡とか水だとばかり思って何気に目を向けると、ふてぶてしいまでに肥えた大型のゴキブリがボクの左足の甲を通過してたのです。
うわぁっとばかりに、シャワーを向け、そいつを追いやったのですが、当時の家の風呂場には室内に給湯器みたいなユニットがあり、その下に逃げ込むようなスペースがありました。
気持ち悪いので退治したいと考え、そのユニット下にじゃんじゃん湯を流し込みます。
ところが、思惑は外れ、ゴキブリめは壁面へ回避してしまいました。
いよいよシャワーの温度を上げ、壁から天井へ上らんととするゴキブリにぶっかけてやる、なんとぶぉーーんと飛んだのです。
狭い風呂場の壁をぶつかりぶつかり飛び回るゴキブリを前に、全裸のボクはもう半狂乱でシャワーを乱れかけたのです。
最終的に捕らえることはできたのですが、もう心臓が止まるくらいの恐怖を味わってしまいました。
人間なんて裸では弱いものなのだと教えられた体験です。
この時くらいから、ゴキブリに対し若干苦手意識が芽生えます。
そして二つ目。
20歳くらいの頃だったと思います。
当時エキストラの仕事をしていたのですが、あるドラマのロケが木更津の方でありました。その時、急遽ホテルに泊まって翌日のロケにも参加することになったのですが、ここで用意されたホテルでの話。
結構古めのホテルでほとんど修学旅行のような宿泊レベルだったのですが、夜疲れて戻ってきて、布団に入ってウトウトしていると、なーんか足のあたりに何かの存在を感じます。
ちょっとくすぐったいような感じ。
気のせいかなぁと、足のポジションなど変えて寝続けていると、
カサカサカサカサ・・・
と次の瞬間、スネのあたりに疑いようのないくらいゴキブリ感が伝わってきます。
慌てて布団をめくると、思ったとおりのラージなゴキブリがまっしぐらにボクの顔の方へ向かってきます。
うぉぉぉぉ!
ボクは文字通り『飛び起きる』と、他の寝ている人の迷惑顧みず逃げ回りました。
結局、そのゴキブリは退治できず、極めて浅い眠りのまま夜を明かした記憶があります。
布団の中で遭遇するゴキブリはこれほどまでに恐怖を放つのかと。
三つ目。
これも20歳過ぎくらいの頃だったと思います。
茶の間で普通に家でテレビを見ていたある夜。
ふいに大型ゴキブリが登場しました。
畳の床の上を結構図々しくカササササササッと。
ボクは身を起こし、退治の体勢に入ったのですが、そのゴキブリが向かう方向には、ちょうどウチの父親がハサミで新聞を切り抜き、スクラップを作っているところでした。
ボクはより適任である親父に声をかけます。
「ゴキブリがそっち行った!」
すると親父、ゴキブリを確認すると、手に持っていたハサミでそのまま走行中のゴキブリを切りにかかったのです。
口では「チョキチョキチョキ」などとつぶやいてます。
そして何度かの裁断運動の末、本当にゴキブリをぶった切ってしまったのです。
本気で驚きました。
一体、何考えてんだって感じです。
ゴキブリの方ももっとスピーディに親父の前を通過していれば、そんな惨い目に遭わなかったのに...。
何よりショッキングだったのは、その「成れの果て」です。
詳しく描写するのは控えます。
印象に残ったのは「オレンジ色」ということだけとさせてください。
この三つ目の件は、かなり堪えたので、以降は絶対に潰さない方向の退治の仕方を選ぶようになりました。
それが洗剤+ハガキです。
さて、どうしてこうしたゴキブリネタを書こうと思ったのかといいますと、
先日、よもや4つ目の悲劇に、というような出来事があったからです。
結論から言いますと、「大事には至らなかった」のですが、一歩間違えれば大惨事という話です。
このところ雨多いですよね。
傘の出番も相当多かったように思います。
ある日、ちょっとした谷間の曇り日があったのです。
ボクは、乾く暇のないくらいの傘を、玄関ドアの外に広げておきました。
翌日、傘も乾いたので、その傘を畳んでみたら、狭まった隙間から慌てるようにしてゴキブリめが登場したのです。
黒い傘だったので気づきませんでした。
思わず傘をポトンと落とすと、そのゴキブリもサーッと階段の方へ疾走して見えなくなりました。
これだけです。
ヒヤリとしただけです。
しかし、これもし、気づかないまま家の中へ入れていたら不幸なことになっていました。
いや、何より、次回傘を広げる瞬間までゴキブリが滞在したままだったら、どれほどま悲劇が待っていたことでしょう。頭の上にゴキブリが落下してきたら、きっと心臓は止まります。
よかった。本当によかった。
最後に、
その忌々しいゴキブリを退治するという意味で、またもや頼もしい商品が出ていることを知りましたので、紹介させていただきます。
ゴキブリレストラン
http://www5.mediagalaxy.co.jp/earth-chem/products/insecticide/065/index.html
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080428/1010014/?P=1
「肉」「野菜」「デザート」のコーナーが分かれているそうです。
ごきぶりホイホイでお馴染みのアースから登場しているのですから、そんなにフザケているわけではないのでしょうが、ちょっとニヤリとさせられますね。
是非導入を。