やっぱり3位決定戦はこれで最後にしてもいいかもしれませんね。
今回はたまたまホスト国韓国が進出して自国では盛り上がりを維持できましたが、その他関係ない国ではどうしてもテンションが低くなってしまいます。そういうムードは選手の方にも少なからずあったようで、前半の戦いっぷりはそれはもう大味でした。もちろん乱打戦は見れば見たでおもしろいのですが、どうもこれまでのトーナメントのそれと違った「お祭り試合」になってしまい決勝への緊張を分断しているような気がしてなりません。
試合後、トルコチームと韓国チームの選手が共に健闘を賛え合い、サポーターも含めてさわやかな光景を見せてくれました。確かによいシーンでした。
テレビの実況では「これを見たら3位決定戦をやめようなんて声はなくなるでしょう」というような内容の事を言ってましたが、まりゃまたピンボケ丸出しの御意見です。
どう見ても、あのスポーツマンライクな光景と3位決定戦の存在意義とは別問題でしょ。
まるで3位決定戦だったからこそ生まれたシーンのような言い草ですよ。こんな大舞台での試合の後ならいつでもそういうシーンは生まれ得ます。選手間の空気がすべてですよ。それどころか、ああいうのは決勝の後に見られたらそれはそれは素晴らしいシーンですよ。むしろ本当の戦い(決勝)を終えた選手たちのそれの方が余程雑味のない感動があるかもしれません。(雑味っていうのは3位4位を決める試合という妥協の気持ちが宿っているということね)
自局での放送、しかも自分の実況した試合が素晴らしいものであったとしたい気持ちはわからなくもないですが、このところ特にW杯あたりの中継になるとがそういういやらしい功名心が前に出てて、聞いてて耳障りです。今回の青島というキャスターもよくよく聞いていると日テレあたりから盗み取ったような「決めつけ」「押し付け」の感情的コメントを実に実況然とテンポよく(?)言い切ってみせるものだから非常にタチが悪い。テレビというメディアの代表みたいなところは特に韓国へのゴマスリが重要テーマだったのかもしれませんが、自国の応援に対しそういうムードになるのはいたしかたないにせよ、他に対しては自由にさせてくれといいたいです。ニュースの中でも韓国の応援に精を出す日本人の姿が映し出されますが、ホントにあんなに街にゴロゴロしてますかね。 韓国が凄かったのは間違いなく、他の国々と同じように認識しています。テレビではこざかしいことはして欲しくないものです。
さて、試合の結果の部分に目をやると、 トルコの強さが出ましたね。韓国は体が目覚めるのが少し遅れてしまい、その上目覚めてもこれまでのような神がかり的な勢いは生まれてきませんでした。トルコはマイペースに自分たちの力を出せた感じで改めて大舞台での仕事っぷりは見事でした。結局日韓両国ともトルコには勝てなかったことになります。
ボクは日本がトルコに勝てなかったのは、かつてソープランド呼ばわりしていた究極のしっぺ返しが遠因ではないかと分析していたのですが、韓国も負けたとあれば再考察が必要なようです。まぁ、対トルコだけ着眼すると今回の日本の敗退もそんなに悲観しないでもよいですね。韓国が少し前に行っているのは変わらない事実ですが。