こないだ富士急ハイランドに生まれてはじめて行ってきました。
ちょうど去年の今ごろディズニーシー、今年の春にUSJに行ったのですが、それらのアミューズメントパークで微妙に蓄積されたフラストレーション、つまり「過激さ」を求めて河口湖まではるばる出向いたのです。
さて、到着してすぐに思ったのは、「古!!」ということです。なんかところどころ新しげに改装されているのですがそれが非常に中途半端なものだから、かえってツギハギ感を感じ取ってしまいます。
逆言えば、昔ながらの遊園地の感じが見え隠れして、下品に楽しそうということです。駐車場の真ん前に広がるご存知「FUJIYAMA」は物凄い存在感がありました。
知人たちと平日に休みを合わせてフリーパスで乗りまくろうという魂胆で行ったのですが、あいにくの曇り空です。
名のある遊園地とは思えない寂しげなエントランスです。なんかデパートの屋上的佇まい。
で、看板に本日「グレートザブーン」中止とあります。目玉ひとつ逃しました。まぁ濡れるのもイヤですからいいですけど・・・
そのエントランスを抜けると、フリーパスに顔写真をプリントするというハイテク機器が置いてりました。プリクラの起源を見るようです。
ちなみに出来上がりは白黒で画質は相当悪く、しかも乗り物乗り場の係員はほとんど見ません。ここもディズニーみたいに入場料にすべて含まれるようになる日は遠くないかもしれませんね。(いちいちパス見せるの面倒くさい)
入場すると、さらに想像以上のレトロ感が漂っています。いきなり動いてないゴーカートコースが広がっています。メインのエリアは結構先に見えます。人出はそこそこ。
園内のいたるところに、「2052年、時速12km 人力車コースター登場!!」「平成何年にここでツチノコが目撃されました!!」などなどのオフザケ看板が設置してあります。もう少し徹底的に上質なネタを準備できたら、これはこれで評価できるでしょう。まだちょっとだけ「悪ノリ」程度にしか見えません。
まずは肩慣らしということで、ちっこいジェットコースターやフリーフォールみたいな落下モノ、旧式のジェットコースター(ダブルループ)、それからチープなウォータースライダーなんかから乗ってみました。
どれも「まぁまぁ」です。そこそこ楽しいですが金玉縮あがるというような代物でもありません。特にダブルループという2回転するジェットコースターには「旧式」の雰囲気が強く、各所に油をもっと差して欲しいと思っちゃうような軋み感があるのです。乗り終わった直後は少し体が痛かったです。その昔は宙返りするジェットコースターなんて遊園地の花形だったと思うのですが、今や撤去待ちという感は否めませんね。
さて、体も遊園地モードになったところで、ここ富士急ハイランドの2大エースのひとつドドンパに挑戦することにしました。
ドドンパとは、最高速172km、その最高速まで到達1.8秒、最大傾斜90度というようなモンスタージェットコースターです。園内を環状線のように配置されているのですが、外から見ていても常識外れなスピードで疾走しています。これが凄いのは90度登って下りる箇所があるのですが、その登る時のスピードです。よくあるジェットコースーターみたいにカタカタ登るんじゃなく、物凄いスピードを維持したまま登って、そして下るのです。
右上の写真はドドンパの入り口の裏手です。実際の入り口には平日とは思えないほどの大行列ができていました。立て札を見ると「ここから2時間半」
しかしこれを乗らないわけにはいかないので並びはじめました。さすがにここは最新のアトラクションとあって、その他の場所に感じる古めかしさはありません。ディズニーやUSJにあるようなものと比べてもさほど見劣りしませんね。並ぶ場所もモニタがたくさん設置してあったりと、それなりに金かかってそうです。
それにしても、ドドンパは一回に8人くらいしか乗せられないので、かなり回転が悪いです。
延々並ぶこと1時間半ちょっと、空の具合が悪くなってきました。
やがてポツリポツリ。
係員がドドンパのレールを何度もチェックしにきます。
ヤバイ!!
そして、悪天候の場合、予告なく運行を休止する場合があります云々の脅かしのアナウンスが流れだしました。
そして数分後、さらなる強い雨により、とうとうドドンパ中止となってしまいました。
なんという非運。
ボクらは天候好転を望みつつ、昼飯でも食べて休憩することにしました。
で、そのランチタイムにちょっと思ったこと。
平日ということもあってか、園内のレストランでやってないところもあって、やっているレストランに非常に人が集中してしまっていました。おまけに店員の雇用も相当抑えているようで、ちょっとした食事をするのにも隋分と待たされました。改善しろっていってもムズカシイ部分でしょうけど。
食事をしているうちに雨の止んだようです。
しかし、またすぐにドドンパに並ぶのはちょっと気持ちが乗らなかったので、今度はもうひとつの看板アトラクションFJIYAMAに並びました。
こちらは幾らか進みが早いようです。
並ぶこと数十分、ついにボクらの番になり、乗ってみたのですが、
これは凄い!!
とにかくジェットコースターってこんなにおっかなくて、こんなにしつこいもんだったっけ?なんて思うほどです。しょっぱなの例のカタカタ登りで頂上に向かう時は「もうこの辺でいいんじゃない?」と思う位置から「さらに」グングン登っていきます。落下もほとんど自由落下、飛び降り自殺の疑似体験をするようなものです。そして前半の派手な落下を過ぎて、体にある意味での「慣れ」が芽生えた頃、今度は猛スピードでのコーナー傾斜を仕掛けてくるのです。頭の隅で「もう、そろそろ終わっていいよ」というサインが自然に出てきます。
キングオブコースターなんて書いてありましたが、それなりに説得力がありました。
その後、ボクが個人的にとても楽しみにしていたガンダム・ザ・ライドに向かいました。
ここはディズニーとかでもよくある画面を見ながら座席が動くというパターンのアトラクションです。
詳しい情報は持っていなかったのですが、ボクは勝手に「ガンダムに乗れる」と思ってました。しかし実際は「ランチ」に乗ってア・バオア・クーから脱出するというストーリーです。さらに予想外なことにランチを護衛するのはジムに乗った知らない若者で、ガンダムとかジオングとかはちょっこちょっこ後ろの方に見えるといった感じです。まぁ設定に忠実になっているのでしょうが、正直思っていたより心ときめきませんでした。
大体、アニメ+CG見せられて椅子動かされても「まるでその場にいるみたい」とは思えないのてす。ただ気持ち悪くなるだけ。せっかくのガンダムをこんな中途半端なアトラクションにしてしまってもったいない気がします。ゲートにあるガンダムだってよく見ると変ですよね。別に壊れてないクセに例のポーズ決めちゃってて。
そのガンダムのアトラクションのところにキャラクターショップがありました。
一応ひととおり見回したところ、以前書いたUFJのお土産よりかはまともでしたが、やっぱりちょっと物足りないものがありました。
アナハイムエレクトロニクスのトートバックというのがちょっと魅力あったのですが・・・
せっかく来て何も買わないのも寂しいので、ザクのボールペンを一本買いました。これで500円くらい。いい商売してます。
そして、時間は3時近くになりました。
富士急ハイランドは夕方5時で終わるので最後にもう一度ドドンパに並ばなければなりません。
並びなれた場所で再び並びだしました。立て札は「2時間待ち」の位置です。
その後延々一時間ちょっと。
ようやく前回並んでた場所を越えて頃です。
ポツリポツリ・・・
なんとなんと、信じがたいことに再び雨が降ってきたのです。
例によって頻繁に係員がレールの濡れ具合をチェックしています。どうもFUJIYAMAよりも雨に対してはナーバスなようです。
ボクらは強い不安を抱きながらも室内に入っていきました。行列の最終段階です。
雨ざらしにもならず快適に待っていられるかと思いきや、今度は外の様子もわからなくなり、かえって不安になりました。
そしてその瞬間は不意に訪れました。
「本日、雨の為ドドンパの運行は中止いたします…」
強いめまいの中建物の外に出てみると、外は相当の雨です。
中止は致し方ないと思いながらも、かなりの落胆。
同行したメンバーの中で強い貧乏神がいるに違いありません。
そんなわけでメインディシュのひとつドドンパに乗ることができなかったのです。
合計3時間も無駄に並んでたということになりますね。
閉園間近、雨も本降りだったので室内もので空いているものをひとつ乗ろうということで入ったのが「処刑の館」
ヘッドフォンをして音だけで恐怖感を与えるというような趣向のもので、思っていたよりもおもしろいものがありました。これをベースにもうちょい金とアイディアを出したら絶対人気出ると思います。意外とオススメ。
さて、総括として。
ホントにここはFUJIYAMAとドドンパに人気集中していて、その他はただの遊園地という感じのところでした。確かにFUJIYAMAはおもしろかったですし、正直もっと乗りたかったです。ドドンパはFUJIYAMAと比べてどうだったのか知ることができず残念ですが、また運命が富士急ハイランドに向かった時の楽しみとしておきましょう。
ちなみに夏季限定OPENだったというお化け屋敷の外観はかなりのリアリティがあり、ちょっと入ってみたかったのですが、あとから友達に聞いた話では、どっかの廃病院をまるごと持ってきちゃったようですね。どーりで凄いムードだと思いました。
新しいアトラクションかはわかりませんが、敷地内で工事している箇所もあったので段々とグレードアップしていくかもしれません。
後日談として、翌日から二日間くらい尾てい骨に強い痛みがありました。
FUJIYAMAのせいかもしれません。