有名な「仕切り付カウンター」のお店です。
いろんなメディアに登場しているので、聞いたことある人もたくさんいると思います。九州地区にはたくさんチェーン店があるようですが、東京では六本木、上野とあって、今度OPENの東京ドームシティー・ラクーア内にも出店し、さらには渋谷店も準備中とのことです。
ボクが行ったのは上野駅のアトレ上野にある一蘭。休日の夜ということもあって結構行列が延びています。
ここはいわゆる「博多とんこつ」なのですが、看板をよくよく眺めていると、「元祖唐辛子入りとんこつラーメン」とあります。ちょっと変化球?
行列の割にはスイスイと進み、店内に突入できました。すると券売機が2台。ラーメンのメニューはひとつだけで、あとは替え玉、トッピング、飲み物くらいしかありません。トッピングも少なめ。ボクはネギ増量とゆで卵を追加してみました。
チケットを買うと、店員がオーダーの紙をくれます。テレビで見た時は席に着いてから書いていたように思いましたが、ボクらは待ちの間に記入させられました。(混んでたからかも)
このオーダーの紙には、味の濃さから、にんにくの量、秘伝のたれの量、麺のかたさなんかを好み通りに○をつけていくようになっています。ボクはとにかくすべて「基本」にしてみました。
ねぎの項目は、「なし」「白ねぎ」「青ねぎ」と選択するようになっていたのですが、これもどこかTVでみた記憶を頼りに白ねぎと青ねぎの真ん中あたりに○をしてみました。すると、ミックス状態になるらしいのです。チャーシューなんかは、「あり」「なし」を選ぶようになってましたが「なし」にしても料金は変わりません。
いよいよ仕切りのあるカウンターに導かれたわけですが、この仕切りもどうやらカップル2人一緒に食べられゾーンもあるようで、そっちを待っていると結構進みが遅いようです。恋人だろうが、親友だろうが、ここは別々でもいいと言って、どんどん飛ばして着席しちゃった方がいいのでは。
噂どおりの「仕切り」です。
目の前ののれんからは、店員の下半身だけが見えます。なんか安い風俗のような雰囲気。自分専用の給水機があったりします。
と、店員が皿に乗ったゆで卵を差し出してきました。確かに注文しましたが、てっきりラーメンに乗ってくるものかと・・・。その卵に付属されてきた紙に目をやると、ゆで卵を食べた後には味が引き立つというような講釈が長々書いてあります。何んだコレただこのまま食べるのか。
そしてほどなくラーメン登場。
オーダーどおり白ねぎと青ねぎミックス状態です。ねぎ増量のおかげか結構うまそう。
と、同時にわずかに開いていた前面ののれんもシャットアウトされました。いよいよ孤独です。
スープ、ズズズズ・・・ほぉ。なるほど辛いとんこつです。臭みはほとんどありません。ベースは結構マイルドなとんこつですが、その唐辛子のタレが適度に暴力的で、新鮮な印象です。スープをすくう度、イモ洗いの如く泳ぐネギがれんげに流れ込んでくるのですが、これまたなかなか。
で、麺・・・う〜博多。例の麺です。まずくはないのですが、どーもボクはこれが楽しめません。ただ、最低限の味はあります。うまいと答える人もいるでしょう。
具・・・ねぎはノープロブレム。チャーシューはNG。全然うまくありません。真面目につくってるのかどうか。このチャーシュー食べた時に、先程提出したオーダー用紙のなかにあった「チャーシューなし」を選べるという意味がなんとなく納得。腹のでっぱりを気にしてるような人は無駄に食べずに済むのです。
と、食べているうちに段々と孤独感が強くなっていきます。確かにラーメンの味にしか集中するものがなくなってくるのです。これは店の思惑どおりか。
結論としては、博多とんこつにやや厳しいボクとしては、及第点以上のものを感じました。一風堂とどっちかがベストでしょうか。(あくまでボクは)
仕切りありというギミックに注目が行きがちですが、それがなくてもウケる味だと思いました。そんな高評価を与えるのはやっぱり24時間営業という部分が大きいかもしれません。チェーン店で24時間という背景を考慮すると、とんでもなく優秀なような気がしてきます。イコールコンディションで同等の味を提供できる店はそうないでしょう。
(ただこちら、東京受けのいいお店の例に漏れず、九州人にイマイチ人気ないというような話も聞いたことあります)
地元&六本木店では「ちぢれ麺」も提供しているようで、これまた食べてみたいものです。