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無駄話笑って血糖値を下げろ

2003年5月22日

妙な実験報告を見つけました。

国際科学振興財団の「心と遺伝子研究会」(代表=村上和雄筑波大学名誉教授)は、糖尿病患者に漫才を見せ、笑ったあとに血糖値を計測するユニークな実験を行った。その結果、笑いによって血糖値が大幅に低下することが実証された。
http://www.asahi.com/health/jhcolumn/030520/index.html

内容はというと・・・

この実験が行われたのは、2003年2月11日と12日。笑いのエンターテイメント企業、吉本興業の協力によって実現した。
 被験者になったのは、つくば市周辺に住む中高年の2型糖尿病(注参照)患者21人で、2日とも昼食をとって2時間後に血糖値を測定した。ただし、1日目は測定の1時間前から、糖尿病のメカニズムに関するつまらない講義を聴いてもらい、2日目は吉本興業所属の漫才コンビB&Bのステージを見せ、思う存分笑ってもらった。
 その結果、21人の食後血糖値(食後2時間)と空腹時血糖値との差は、講義を聞いた1日目が平均123mg/dlだったのに対し、漫才を見た2日目は平均77mg/dl。46mg/dlもの大きな差は、予想をはるかに超えるもので、被験者である糖尿病の患者たちも、実験にかかわった糖尿病の専門医も驚きを隠せなかったという。

なるほど、素晴らしい。
ホントにここまでの効果がなかったとしても、とにかく笑いのある生活にしておくというのは損なことじゃないのですね。
周囲に血糖値を気にされている方がいたら、早速オススメしましょう。

しかし、この報告文の中で素通りさせられない項目がありました。
漫才コンビB&Bのステージを見せ、思う存分笑ってもらった
だと!?

だとすると、この実験から「笑い」が効果あったとするのは早計ではないでしょうか。
被験者はつくば市周辺に住む中高年となっていますので、関西芸人に対する温かい姿勢もどこまで培われているかもわかりませんし、そもそもマンザイブームも真っただ中にいた人たちだって、今「もみじまんじゅう!!」とかやられて爆笑するとも思えません。存分笑うという段階まで運べたとは信じ難いです。もちろんライブで見ると笑力が数パーセント上積みされますが…。

しかしまぁ逆に考えてみると、この被験者の層のような人たちを大爆笑させる人ってどんな芸人になるんでしょう。中高年というのもかなり大雑把な分類ですし。笑いのスイートスポットは年代だけで分類してもかなり違いますから、自分の世代の感覚でおもしろいと思って用意していても全くダメなこともあるでしょうしね。
それにしてもB&Bがスイートスポットの層はないのでは。

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