TOP INDEX / 試食レポート アーカイブ / 試食レポート30「新日系ドリンク2種」

試食レポート試食レポート30「新日系ドリンク2種」

2003年12月12日

今回は、米林ジャーナルをご愛読くださっている「はる」さんから試食依頼を受けたものです。当コーナーのためにわざわざ送っていただきました。ありがとうございます。
遠慮なく試食させていただきました。

ゲストブックの方にもチラリと書きましたが、今回のターゲットの「獣神苺乳」と「BLACK ORANGE」は、東京の麻布にある「アプリス」という飲料メーカーから発売されているものです。
缶にプリントされているのは、獣神サンダーライガーと蝶野正洋。言うまでもなく新日本プロレス所属のレスラーです。企画モノという解釈でよさそうですね。このメーカー、この他にも阪神タイガースコーヒーや、高中正義ミルクコーヒー、今回の蝶野モデルのリンゴ版「BLACK APPLE」なんかも出してたりします。その中でも微笑を誘ったのが、「さだまさし」烏龍茶&緑茶。なかなか野心的です。

さて、とりあえずまともそうな方からやってみようかと思います。
獣神サンダーライガーのストロベリーミルク「獣神苺乳」。
人差指にイチゴを刺しているかのような意味不明なライガーの写真がラベル化されています。小さな吹き出しで「強くなろう!」なんて書かれていて益々ミステリアス。原材料は、砂糖、脱脂粉乳、いちご果汁、香料、乳化剤、食塩、カゼインナトリウム、カルミン酸色素、とあります。これが良いのか悪いのかは判断つかないのですが、これに限らず、缶ジュースにミルク系というのはフレッシュ度低過ぎでどうにも美味そうではありません。
プシュリ
開けてみました。
グラスに注ぐと、鈍いピンク味の液体が姿を現しました。なんかユニクロのフリースにありそうな色です。思ったよりもミルク的ではありません。香りは、一応原材料に名を連ねていたいちご果汁の気配はあまりなく、いわゆるイチゴ香料ですね。
では一口。
ん〜、イチゴ系。しかし案外普通の味付けかもしれません。想像よりもアッサリしてます。なんか本来のイチゴミルクを水で割ったような浅い味です。甘ったるいがコクはないというのが適切な表現かもしれません。
ちょい飲みとしては受付けないほどヒドくはないのですが、飲み干すのは少しエネルギーがいるでしょう。

お次は何やらデンジャラスなムードを放っている蝶野正洋の「BLACK ORANGE」です。要するに「黒いオレンジ」ということです。オレンジはオレンジ色であるはずなのにブラックだというのです。一瞬、ブラックコーヒーなどのように「何も入れない」というトンチでも隠されているのかと疑ってみたのですが、どうも本当に黒いようです。ラベルには蝶野が手でオレンジを握りつぶしていて、その指の隙間からは「黒い果汁」が噴出されているイラストが書かれています。(顔までは写真) そして驚くことに「濃縮還元オレンジ果汁100%」と書かれています。100%で黒いとはどういうことでしょう。ま、100%の記載が絞ったままのものだけでないことくらい承知していますが、気になります。

もはや飲むしかありません。
オープン!!
そして先程と同様にグラスに注いでみました。すると、信じ難いカラーリングの液体がグラスを満たしていくではありませんか。
とにかく、写真から先に見てください。

shindrink_03.jpg

ちょっとドキリとする色です。
コーラとかの黒さよりももっと深い感じです。醤油よりも黒かもしれません。非常にケミカルな感じがあります。この世の闇を液化させるとこんな感じになるのではないでしょうか。

では、勇気を振り絞って…ゴクッ
ん?
全身を硬直させるボクの喉を通過していくのは、拍子抜けするくらい普通のオレンジジュースです。
ん?
ちょっと不思議な感じ。やっぱり少し何か混入している感じあります。後味にちょっとした苦味が居ますね。グレープフルーツの感じにも遠くありません。なんでしょうこの苦味。
そう思いながら、缶をチェックしてみると、瞬間的に納得いくものが入っていることに気付かされます。
犯人はカラメルです。
このドス黒さは、カラメルが絡めてあることによって得られたものです。なるほど。
しかし、不思議なもので、味的にはむしろイチゴミルクよりもさらに普通で特別拒絶するようなものでもないのですが、どっかの工場から垂れ流される廃油のような色は、かなり抵抗感を生み出しています。
この分だと姉妹缶の「BLACK APPLE」もカラメル入りリンゴジュースということになりそうですね。いや、それどころか今後も蝶野の元気な間は次々に出てくるかもしれません。
青汁にカラメル入れて「黒汁」というのはどうでしょう。企画出してみるかな。

いやはや、なかなかの体験でした。
はるさん、どうもありがとうございます!!

関連するエントリー

訪問ありがとうございます!
当「米林ジャーナル」は2006年12月31日で閉鎖していますが、
現在は「米林タイムズ」というところで活動再開しています。
よろしくお願いします。
米林タイムズ
http://yonebayashi.com/times/


BACK

米林ジャーナルは、リンクフリーです。
EDIT