前回までの話を、うちにある機械で表にすると、
| DVD-RW | ||
| VRモード | ビデオモード | |
| スゴ録(RDR-HX10) | ◎ | ◎ |
| PS2(SCPH-3000) | × | ○ |
| SONYの再生専用機 | × | ○ |
| Mac(0SX10.3) | × | ○ |
| カーナビ(AVIC-ZH9MD) | × | ○ |
ということになります。
↑の表の「○」はファイナライズ済ませていれば見られるという状態です。最初に録画した機械ならファイナライズなしでも見ることはできるので、スゴ録だけ「◎」としてあります。
さて、
このままだと、ちょっと録画しておいたテレビ番組を、別のテレビにつながっているプレステや再生専用機、またはカーナビなんかで見たいと思った時、DVD-RWのビデオモードでファイナライズを済ませたものが必要ということです。これは面倒臭いですね。
そんなところに「DVD+RW」という規格が、思いがけず便利に機能してくれれました。
「DVD+RW」というのは、DVD-RAMやDVD-RWを統括するDVDフォーラムという団体には認められてはおらず、独自のDVD+RWアライアンスということろから出てきたものです。
録画フォーマットとしては外国では広がりをみせていて、国内ではパソコンの方のが先に広がったというものです。簡単な特徴としては、ファイナライズを意識しなくてよくて、記録スピードが速いということです。同じファイナライズ不要のDVD-RWのVRモードよりも互換性が高いが編集はやや弱いという感じですかね。DVD-RWのビデオモードを、もう少し便利にしたものという解釈でいいかもしれません。
| 規格 | DVD-RAM | DVD-RW | DVD+RW | |
| 記録フォーマット | VRモード | VRモード | ビデオモード | +VR |
| 特徴 | 編集強い 二カ国語可 ファイナライズ不要 再生互換(低) |
編集強い 二カ国語可 ファイナライズ不要 再生互換(中) |
編集はほとんど不可 二カ国語不可 要ファイナライズ 再生互換(高) |
編集はほとんど不可 二カ国語不可 自動ファイナライズ 再生互換(中の上) |
実はボクが今回スゴ録を選んだのは、このDVD+RWを扱える唯一の存在(SONY機)だったからなのです。
というのも、現行のPS2でも、こないだ発売されたPSXでもDVD+RWが読める(予定)ので、普及という意味合いからも、これからはDVD+RWが使えるに越したことないのではないかと思ったわけです。
で、実際にスゴ録を買い、DVD+RWを使ってみると、うちの環境では思っていた以上に恩恵を受けることになりました。
PS2(SCPH-3000)は予想通り再生不可だったのですが、SONYの再生専用機があっさりと読み込んでくれました。もちろんカタログには何も載っていません。載っているのはDVD-RW(ビデオモード)だけです。好運。
それから、最もうれしい誤算はカロッツェリアのカーナビが再生できてしまったことです。
カーナビなんぞ滅多に買い替えるものでもないのですよね。これは嬉しい。
そこで一番上の表を再度まとめると、
| DVD-RW | DVD+RW | ||
| VRモード | ビデオモード | ||
| スゴ録(RDR-HX10) | ◎ | ◎ | ◎ |
| PS2(SCPH-3000) | × | ○ | × |
| SONYの再生専用機 | × | ○ | ◎ |
| Mac(0SX10.3) | × | ○ | △ |
| カーナビ(AVIC-ZH9MD) | × | ○ | ◎ |
という結果になります。
Macの△はドライブによってNGの場合もあるという意味です。
なんかゴチャゴチャになってきた感じですが、大きなメリットは2つ。
・DVD+RWに録画したものを他機種へ→ファイナライズは自動でされるので、意識しなくてOK。
・HDに録画したものをダビングする際にDVD+RWは少し速い。
あくまで家のケースですが、スゴ録を母艦として、別テレビに接続される再生専用機やカーナビに移して見るのには抜群の強さを発揮します。現行PS2などあればDVD-RWのVRモードも使えますが、すでにお伝えしてあるようにカーナビではVRは再生できません。
自動ファイナライズについて補足しておきますと、厳密には他のDVD-RWなんかと比較して、録画の後に少しだけ「何か」をやっています。すぐにトレーをOPENさせても一拍待たされる感じです。特別気になるほどではありませんが。
こんな感じで、DVD事情は書いててもわからなくなりそうなくらい複雑になってしまっているのですが、今のボクの心境としてはDVD-RWのビデオモードよりかはDVD+RWの方がいいんじゃないかという結論は出ています。
VRモードはHDに近い編集能力とPS2/PSXでの再生可能というメリットがあるのですが、ディスクにそれを残す必要性という意味でボクはあまり使わなそうです。当面は大容量HDにとりあえず保存して、保存するならDVD-R、他の機械でサラッと見るだけならDVD+RW、という使い方が便利に感じます。
さてさて、次回はシリーズラスト。
最後はボクの個人的な結論。
「スゴ録の感想と、今のDVDレコーダーの役割」です。