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格闘技最強の大晦日・爆弾の章

2003年12月30日

いろいろと揺れている大晦日興行ですが、
とりあえず今回は、Dynamite!!のことだけに集中して簡単に予想をしておきます。
試合順はわかりません。

■K-1 MMAルール 5分3R
ヤン・“ザ・ジャイアント”・ノルキヤ vs 成瀬昌由
この「MMAルール」というのが、K-1における総合ルールのようです。ボクはこうしてK-1がオフィシャルに総合を扱うということを歓迎していないのですが、まぁ仕方ありません。
ノルキアは大きく見栄えがするわりにファイトマネーが安いのかもしれません。かなり便利屋的扱いです。しかし同時に「大きくて不器用」の典型でもあるので、この試合にも期待できませんね。もちろん成瀬も成瀬なのですが、総合っぽいルールの中での経験値で、結構簡単にタップアウトではないかと。寝てしまった段階でのノルキアは本当に「何もできない」ので。

■K-1 ルール 3分3R
フランソワ・“ザ・ホワイトバッファロー”・ボタ vs 藤本 祐介
藤本はパワーある選手ですが、結構単調ですので、ある意味ボタとは噛み合うかもしれません。この場合の噛み合うは、いい試合になるのではなく、いい餌食になるという意味です。ボクシングルールかと思うくらいの上半身の戦いで、ボタのKO勝ち。藤本がロー狙いなどを徹底できれば話は別なのですが、熱くなると得意な戦い方に固執してしまうものです。

■K-1 MMAルール 5分3R
中尾 芳広 vs ハハレイシビリ・ダビド
中尾はなかなか魅力的です。タックルが速いですね。ただ、ダビドも組み合うことを歓迎するでしょうから、その素早いタックルという武器は輝きをみせないでしょう。問題はむしろその後。寝てしまってからはやはり柔道の方がフィニッシュの技が豊富です。もし中尾がレスリングのものしか持っていなかったら勝つのは難しいかもしれません。それからダビドもリングスでの経験もあります。いずれにしても経験の差が大きいかもしれません。勝てば官軍の試合ですが、予想という意味ではダビドですかね。それも、もしかしたら判定かもしれません。ま、そう言いながらも、中尾の鮮烈デビューも期待しちゃうのですがね。

■K-1 MMAルール 5分3R
クリストフ・ミドゥ“ザ・フェニックス” vs “グリーンベレー”トム・ハワード
わかりません。トム・ハワードってゼロワンに出てたレスラー? ホントわかりません。そして興味もありません。こんなカード組むならノーマルのK-1の試合にしたらいいのにとか思ってしまいました。予想はトム・ハワードにしておきます。

■K-1 MMAルール 5分3R
シリル・アビディ vs ザ・プレデター
これもよくわからないカードですね。「K-1→総合ルール」と「プロレス→総合ルール」の温度差は後者の方がずっと大きいです。ましてアビディの総合の試合もやったことありますし。これは結構アビディが「KO」で勝つんじゃないですか。スタンドの時点での間合いの問題で。

■K-1 ルール 3分3R
アーネスト・ホースト vs モンターニャ・シウバ
シウバはデカイですよね。最近のスパーリングみると、かなりスタンダードにキックボクシングができるようになってみたいですが、とにかく「のろい」。ラッシュ力あればサップみたいにホースト圧倒ということもあるかもしれませんが、あのスピードでは無理です。加えてスネも強くないので、ローいくらか喰らったら動きが止まるでしょう。あとはどう料理するかはホーストの気分次第。

■K-1 ルール 3分3R
フランシスコ・フィリォ vs TOA
今回のテーマは「K-1の選手vsキワモノ」なんじゃないかと思えてきました。
このTOAですが、力はあるし、肉体的にも強そうです。素質はトップクラスと言ってもいいのでしょうが、根本的な部分で勉強不足ではないかと思ってます。大振りパンチによるラッシュとなれば、フィリョのカウンター戦術にとっては好都合。久しぶりに鮮やかなKO勝ちが見られるかもしれません。ただ、TOAが猪でなかった場合、またまた凡戦に陥る可能性もあり。

■K-1 MMAルール 5分3R
中邑 真輔 vs アレクセイ・イグナショフ
次世代を担う若者同士の戦いです。イグナショフの総合初挑戦というのが興味深いですね。なかなか想像するのが難しいのですが、ボクはイグナショフのKO勝ちではないかと思います。中邑のタックルはスピードがあるで、割と簡単にイグナショフのことを捕まえてしまうでしょうが、その中邑もグランドに持ち込んだからといって絶対に仕留めるという技術もなさそうなのて、なんやかんやとしのがれてしまうのではないでしょうか。で、イグナショフの凶暴なローキックを数発くらっていくうちに中邑の動きも鈍り…という展開予想です。

■K-1 MMAルール 5分2R
須藤 元気 vs バタービーン
これはロマンのあるマッチメークですね。100kg以上の体重差なんて総合ルールでないとあり得ません。当然須藤の変則スタイルが盛り上げてくれるのではないかと思いますが、やはりこの体重差は残酷な結果が待ってるのではないでしょうか。バタービーンがもう少しノロマな選手ならともかく、序盤は意外とよく動きます。須藤ももK-1経験者ですから、間合いを警戒するうちに、気付けばバター・ビーンのボクシングに付き合わされてしまうのではないかと思ってます。打ち合いになったら須藤の勝算はゼロ。寝かせば素人同然なのですが、どうしようもなく「重い」でしょうし…。
須藤の勝ちが見たいけど、勝つのはバター・ビーンとしておきます。

■K-1 ルール 3分3R
曙 vs ボブ・サップ
さてさて、今でも信じられないビックカードです。この2人のどちらも知らないという日本国民がどれだけいることか。本当によくマッチメークしたものです。
事前の特集番組なんかも色々チェックしましたが、曙も限られた準備期間でしっかり練習しているようですね。対するボブサップも自分の置かれている状況を把握しているようで、やるべきことだけはやっているように見えました。さて、この試合のポイントですが、なんといっても曙が初登場なので、どこまでやるのかは想像の範囲を脱することができません。しかし、ひとつ言えるのは、「3分3ラウンド」では決着つかないのではないかということ。はっきり言って「ドロー」の可能性はかなり高いと見てます。曙の背の高さ&顔の小ささ、さらにはあの「肉のカーテン」をかいくぐっての頭部打撃KOというのはかなり決めづらいでしょう。ボブサップの放つパンチがもっと的確なジャブ、ストレートというのならまだしも、やはりフック中心でしょうし、これはなおのこと。また、曙の弱点は誰が見てもローキックで、実際ボブサップも「狙う」と言っていますが、元々それほどキックの得意でないボブ・サップがローキック攻撃の執着を最後まで続けられるかは非常に疑わしいものがあります。曙の方も「誰の目にも明らかな弱点」であるローキック対策しているでしょうし、サップのキックならその急造ローキック対策でも半分くらいどうにかなりそうかなということです。
逆に曙がボブサップにKO勝ちする可能性もないことはありません。何しろボブサップは「痛い」で倒れ込む傾向のある選手ですから、ひょんなことでパンチを喰らい屈み込むという光景も想像できます。ボディで「う〜」もあるかな。
しかししかし、予想という意味では、それら難関をいろいろくぐり抜け、無難に「ドロー」で終わるのではないでしょうか。期待という意味では、曙のKO勝ち。サップ勝ってもサップの価値はさして上がりませんが、曙はジャンプアップしてしまいます。そうなれば、また見てみたいカードも生まれますし。
というか、この2人とも負けてしまったら本当に「それまで」なんですよね。これを勿体ないと感じる主催者が妙なスパイスを混入しなければいいのですが。


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