2004年最初のPRIDEです。
今回は全体的に、瀬戸際の人たちの「再挑戦」のようなカードが多いようです。いくつかは春の無差別級PRIDE GPへのサバイバルマッチと銘打たれていますので、文字通り生き残りをかけた…ということです。しかし、それも緊張感をもっているのは選手だけの話で、見る側は比較的穏やかな心境で傍観できるのではないでしょうか。
興味深いが熱くはない、そんな印象です。
■第1試合 PRIDE GP サバイバルマッチ
イゴール・ボブチャンチン vs ダン・ボビッシュ
ボブチャンチンのKO勝ちを信じたいですね。これでダン・ボビッシュにもやられるようでは、もう何も残りません。しかし、戦い方を覚えているかどうか。
■第2試合 PRIDE GP サバイバルマッチ
セルゲイ・ハリトーノフ vs LAジャイアント
ちょっとLAジャイアントってわかりません。名前は聞いたことあるのですが…。プロレス? ハリトーノフの方は実力未知数ですが、とりあえず前回はコマンドサンボ最強という触れ込みでしたし、結果も残してます。まぁ強いのではないでしょうか。こういうカードって何がサバイバルなのかもわかりませんけど。
■第3試合
ムリーロ・ニンジャ vs アレクサンダー大塚
これはまた久々のアレクですが、相手もニンジャですし、判定勝負ですかね。決め手にかけた凡戦になるような気がします。判定でニンジャ。
■第4試合
中村 和裕 vs ドス・カラスJr
こないだはミルコのいい餌食となってしまったドスJrですが、本来のバーリトゥード適性はあなどれないものがあります。対する中村も結果は華やかではありませんが、打撃は師匠吉田よりもいいものがあります。ドスJrがノープランで組みに行くことだけ考えていたら思わぬパンチを喰らってしまうかもしれません。ま、今回のところはまだ発展途上と踏んで、ドスJrの判定勝ち。
■第5試合 PRIDE GP サバイバルマッチ
マーク・ケアー vs 山本 宜久
この日の注目のひとつです。あのマーク・ケアーの復帰戦です。薬物によって作り上げた「霊長類ヒト科最強」。その伝説の一端をクリーンなまま見せることができるのか。ちょっと一回り小さくなったという話ですが、真面目に練習したからこそPRIDEへの道も開いたのでしょうから、楽しみですね。
予想という意味ではケアーに往年の勢いなし、のような気がしてしまいます。
山本は山本でフラストレーションも溜まってるでしょうから、それなりに善戦するかな。
まぁ、いろいろ考慮して、ケアーのTKO勝ち。
■第6試合 PRIDE GP サバイバルマッチ
ヒース・ヒーリング vs ガン・マッギー
ガン・マッギーは以前UFCでティム・シルビアにKO負けした巨体の選手だと思いますが、このあたりにピシャリと勝てないとなるとヒーリングの伸び悩みは深刻域に突入しますね。人気はあるんですけど。とりあえずTKOでヒーリング。
■第7試合
ミルコ・クロコップ vs ロン・ウォーターマン
このウォーターマンなのですが、どうも気になるんですよね。地力はかなりあるような感じがしています。試合をじっくり見そびれているのですが、少なくともヴァレンタイン・オーフレイムに勝っていることだけでも並以上の選手とみていいのではないでしょうか。
ただ、それも相手が悪いですね。
ウォーターマンのタックルがいかほどのスピードかはわかりませんが、ミルコというのは「組ませない」に関しては滅法強い選手です。前回のアレは打たれ強いノゲイラだからこその結果でしょう。
いい選手だとは思いますが、ウォーターマンのKO負け。打撃の真の怖さを知ることになるのでは。
そんな感じです。