日曜日にやった格闘技の話です。
気になった試合だけ簡単に。
まず横浜アリーナで開催された「PRIDE武士道・其の二」。
■ミルコvs山本 ミルコKO勝ち
前回の山本vsケアーのラッキー白星に、珍しいくらいの勘違い発言をしてしまった山本ですが、この日はミルコが見事に成敗してくれました。気持ちいい。
ただ、ちょっと気になったのはミルコの体。少し緩んだというか、細くなったというか、どこか練習不足のような印象を受けました。今回は山本だからこそ楽勝でしたが…。
■五味vsジャドソン・コスタ 五味KO勝ち
これまで五味の試合をじっくり見ることなかったのですが、リザルトと風貌だけで想像するよりもずっとクレバーな印象を受けました。相手の程度もありますが、グラウンドコントロール、打撃技術は卓越したものがあります。ただサイズ的にPRIDEでは相手が少ないですね。
■郷野vsショーグン ショーグンKO勝ち
ん〜、郷野こんなもの? グラバカにあって打撃得意としているはずですが、ほとんどカウンター狙いの戦術でアグレッシブさも見当たりません。ちょっと残念でした。
■美濃輪vsシウバ シウバKO勝ち
こうなることはわかっていましたが、実際あそこまで力の差があると言葉ありませんね。腰の強さが圧倒的です。美濃輪は雰囲気のあるいい選手ですが、やはり本人のいうようにもう一度修行の旅に行った方がよさそうです。
それにしてもシウバ。ホント手が付けられなくなってきました。これで次はvs近藤という機運が高まってきましたね。
さて、実はこの日一番心に残ったのは全く別の試合でした。
第2試合にやった武士道挑戦試合の「岡見有信vs桜井隆多」です。
試合は岡見が判定で勝ったのですが、この内容が素晴らしい。
スタンドの時点ではそれほど注目するところはなかったのですが、グランドに入ってからのパウンド技術に物凄いものがありました。リーチがあるのとモーションが少ないのと軌道がまっすぐなのと、ほとんど理想的にパンチを打ち込めます。対戦相手の桜井はそのパンチをほとんどまともに喰らうしかないという展開でした。ま、そこまでいってKOをとれなかったのは若さということなのでしょうが、その後逆にアームロックで腕をとられてからの「耐えっぷり」がまた見事。もう見ていてヤバイと思うくらいに曲げられていたのですが、しのいでしのいでゴングに救われました。体が柔らかいのでしょう。
まだちょっと線も細く、戦い方も未熟ですが、いい練習を積めば強くなるような気がしました。練習だけでは手に入れられないものを持っています。
それから、この日やった別のイベント「K-1 BURNING 2004」。沖縄での初開催の大会です。
これはもう何というか、いつものK-1ジャパンで、ふざけたカード目白押しでした。ボブサップやら曙やらが三文芝居で大騒ぎはしてはいるが、思えば何も印象に残らないという代物です。日本人vs珍獣という路線ならそれはそれでもおもろくなる可能性もないことないのですが、結局提供してくれるカードはどれも「見なくてもいいかな」な試合ばかり。それでも無理して見てみると、これがまた公開スパーリングでもやっているかのような緊張感のなさなのです。沖縄をなめてるのか。
PRIDE武士道とK-1ジャパン、同じ1.5軍の大会ではありますが、真面目にやってる分PRIDEの方がおもしろいですね。しかしK-1の方は不思議なくらい視聴率がいいので、もはやこれこそが望まれている道なのかもしれません。南無。