環七を亀有から小岩に向かい、奥戸街道を過ぎたあたりを中に入ったところにあります。新小岩自動車学校やゴルフ練習場、ボウリング場が併設されているようなところです。かなりデカイ看板がかかっているので、存在はすぐに気付くでしょう。
ここは所謂「健康ランド」という施設に該当します。ただ、とにかく胸を張ってるのは「ほんものの温泉」ということ。ナトリウム塩化物強塩温泉というやつです。しょっぱい系ですね。
さて、入館受付で気付いたのですが、この古代の湯、一応入館料税込み大人2565円なのですが、割引券持っているかとか、JAFカードもっているか、とか、そうするのが当たり前のように提示を求めてくるので、割引入場する人が多いのかもしれません。JAFカードなんかもってると500円割引なので約2000円。
ロビーは特別広いというムードでもありません。どこか地方っぽいといいますか、素朴な感じもなきにしも。
2階に上がるとすぐに男湯、女湯の入口があり、そこでタオルと館内着をくれます。
とりあえず、お風呂入へ。
ロッカーはかなりの数がありますね。ずらーっと。結構な収容数を誇っていそうです。
早速フルヌードになり、浴場へ向かいました。
その過程でふと思ったのですが、ここは凄く女の人がウロウロしています。要はあかすりレディー部隊なのですが、用があるのかないのか知りませんが実によくすれ違ったりします。韓国だか中国だかの方々だと思いますが、向うも割と「遠慮なく」という佇まい。
そして浴室に入り切ったところで、さらなるインパクト。いきなり、間仕切りカーテンもなしであかすられてる裸体が三体もあるではありませんか。股間にはズレ気味にタオルがかかるだけ。なんか見てられません。
さて、風呂の方。
これはなかなか広いですね。入ってすぐ目に入るメインの浴槽は何人くらい入れるのか考えてしまうくらい広いです。これだけのサイズのはそうそう見ません。今はこのスペースがあったら細々と分けるでしょうし。そのメインの他にも深めの浴槽、檜風呂、円形の浴槽、ジェット、と広がっています。そのどれもがある程度の広さをもっています。ちょっと珍しいところでは、玉砂利の敷かれた腰ほどの深さの湯の歩行湯。単にグルグル歩き回るというものなのですが、結構気持ちよいものがありました。
温泉という視点ではどうかというと、これが「思ったより」かもしれません。悪くないのですが、肌触りは「格別」といえるほどウットリするものではない気がしました。それに、内湯に比べてかなり狭めの露天の方では、施設の老朽化&打たせ湯の発生させる「泡」の視覚的効果によって、なんかニシキゴイでも飼ってる池に入らされるような気分にもなるところもあります。
サウナは「中温サウナ」「スティームサウナ」「高温サウナ」と計3つあります。特筆すべきは「スティームサウナ」。「スチーム」ではないところが照れ臭いのですが、ここは豊島園の湯と似ている王宮調の作りで、室内に入るととふわっとアロマな感じの香りに包まれます。しばし滞在していたのですが、そこで驚くべきものを発見。
なんとサワデーがいくつも置いてあるではありませんか。アロマではなくトイレの芳香剤です。
途端に、湿っぽいトイレに閉じこめられたような気分になり出てしまったのですが、あれはどうなんでしょうね。微妙にアウトだな。
それから、風呂場に滞在しながらちょっと思い、風呂を出たところでもちょっと思ったのですが、この館内、かなりあちこちに「張り紙」がしてあります。「サウナでは○○しないでください。 支配人」「水風呂に入る前に汗は必ず流してください。 支配人」「お子さんだけで入浴しないでくだい。支配人」「貴重品の盗難に注意してください。支配人」「館内に飲食物の持ち込みは禁止いたします。支配人」「○○を壊した場合、弁償していただきます。支配人」「ナイロンタオルを持ち帰った方は1万円の罰金です。支配人」……と、もうウルサイくらいにあれこれ注意書きが書かれています。それもほとんど「支配人」の名前で。これだけ大きな施設で「支配人」という人格が見えてくるのは珍しいですね。
さてさて、ここは健康ランドですから、館内着があります。これがまた、かなりベタな健康ランドルックで、体格によってなんとなく色分けされ男女合計で4色くらいありました。これしか着てはならないという環境下で、恥ずかしいだ何だ言うべきではありませんが、ちょっと自分を失うことになります。
館内を視察。
風呂のあったフロアから一つ上がると、だだっ広いエリアに、食堂、マッサージルーム、カラオケボックス、仮眠室がありました。仮眠室は男女別々です。
それから、もう1フロア上がってみると、そこにはかなり広い「大大宴会場」があり、すでにステージでオバチャンがカラオケなどやっています。すごい光景です。まさに健康ランド。
ここでビール飲むことに決めました。
おつみま付きのビールセットは850円。ロッカーキーの番号で注文でき、帰りに精算というシステムです。
そして、カラオケをやる人々を肴にビールを飲んでいたわけですが、ここで不思議だったのは、そのカラオケが途切れないということ。むしろ混んでるくらいです。この写真では伝わりづらいのですが、この宴会場は本当に広いです。客も結構点在しています。みんな知り合いではありません。でも、みんな歌いたいのです。もう代わる代わる順番に喉を競っています。
実は、ボクも段々と歌いたくなってきました。もしあとビール1杯飲んでたら行っちゃったかもしれません。何かいい感じでウケそうなムードがありました。こういう楽しみの為に通ってくる人も結構いるんでしょうね。
話逸れました。
お風呂へ行くという意味でどうだったのかと総括すると、ボクは正直「イマイチかな」と感じてしまいました。ラクーアや大江戸温泉なんかの最新施設と同価格帯と思うと、ここの設備のくたびれ加減は見劣りするものがあります。ただ、一歩踏み込むと「楽しいダサさ」というのはあるものです。ここにはその恥知らずな欲求に応える器があるように思いました。
「イマイチなのに、友達とか何人かで行ってみたくなる」そんな所ではないかという結論です。