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格闘技悲しいけどこれK-1なのよね (前)

2004年3月28日

気付くのが遅れました。
いや、気付いてはいたのですが、認めたくなかっただけかもしれません。
もうK-1はダメです。
ジャパンだけでなく、本隊にも土砂崩れが起こっていました。

■第1試合 シリル・アビディ vs 堀 啓 アビディのTKO勝ち
堀はよく粘りました。いいスピリット見せたのではないでしょうか。それにひきかえ、アビディは「雑」ですね。もっといいトレーナー見つけて作り直してもらった方がいいのではないでしょうか。でないと今より良くはならないような気がします。

■第2試合 ジェレル・ベネチアン vs セルゲイ・グール グールの判定勝ち
微妙判定のようですが、見てないのでなんとも。

■第3試合 マイク・ベルナルド vs ヤン・ジャイアント・ノルキア ノルキアTKO勝ち
悲惨でした。ベルナルドの失墜ぶりは今にはじまったことではないですが、今度こそ本当にオツカレかもしれません。ノルキアは、やはりかつてベルナルドと同門だったという背景から並々ならぬ闘志があったようで、「戦う姿勢」が別人のようでした。しかし、それでもこの結果は予想外ですね。ラッキーパンチ一発ではなく、3ノックダウンです。完膚無きまで、とはこのことか。

イズムの確立しているようなトレーナーの元で育てられ、それによって成長した選手はそのトレーナーから離れることでダメになるのはよくあることです。アーツだってタイソンだってその種です。もうベルナルドは浮上しないでしょう。もしひとつ可能性が残っているとしたら、スティーブ氏に頭を下げ、以降再びその指導を仰ぐこと、それだけではないかと思います。別にスティーブ氏が今のベルナルドを再生させるような神様トレーナーだとか言いたいのではなく、とりあえずベルナルドをよく知り、ベルナルドに合っていたからです。まぁ、かつてのジムに戻るなんてことはなかなかあり得ないのでしょうけどね。
ベルナルドは総合の適性もあまりないので、ローカルボクサーとして地位を守るのが精一杯かもしれません。
さすがに藤原紀香も黙っていました。

■第4試合 フランソワ・ボタ vs アジス・カトゥ カトゥの判定勝ち
派手な割に凡戦というやつです。カトゥはなるほど元気でしたが、それもボタ相手なので正確な実力が測れません。ただ、とりあえず「倒れない」という才能はあるかもしれません。二枚腰とでもいいましょうか。ただ、ボタのパンチが見た目よりも威力がないかもしれないという疑いがある以上、手放しで賛えられないものもありました。実力がわからん者同士やってもハラハラしません。

■第5試合 シャノン・ブリッジス vs トム・エリクソン ブリッジスのKO勝ち
これもそう。KOでちゃんと仕留めたのは褒められますが、ものさしの目盛りが狂った状態で、何が「凄い奴が現れた」なのかわかりません。トム・エリクソンは一応ローキックで攻めようというプランは持っていたのでしょうが、それを実現するほど立ち技の修練が極まってませんでした。なのでブリッジスが良かったのかどうかの結論も出ません。トム・エリクソンとボタやったって同じ結果だったかもしれませんし。

それより気になったのは、試合後、トム・エリクソンのセコンドで来場していたゲーリー・グッドリッチがエリクソンの弔いと称し復帰をほのめかしていたこと。おい、年末引退してもう復帰かい。あの日送った「労いの拍手」返してくれ。

■第6試合 アーネスト・ホースト vs ジャビット・バイラミ ホーストの判定勝ち
やっぱり判定でした。しかもOAは超ダイジェスト。ホーストの扱いは今のK-1を物語ってますね。一日も早く、今回流れたボンヤスキー戦を組んでもらいたいです。

■第7試合 アレクセイ・イグナショフ vs カーター・ウィリアムス イグナショフKO勝ち
予想通り、いや予想以上にいいファイトでした。全試合終わってみると、これが「掃溜めに鶴」でした。ウィリアムスの闘志と身体能力は非常に魅力的です。もう一皮むければ最前線に名を連ねる力もあるかもしれません。そして、そのウィリアムスをキッチリとKOするイグナショフもまた素晴らしい。MMAルールを経て、少し体が起きて構える感じとなりました。これがいい兆候なのかはまだ見定めてないのですが、練習メニューが変わったことで、イグナショフに何か変化があったことのあらわれであることは間違いありません。大ブレイク・イブといったところでしょうか。

さて、
今宵はもう睡魔に勝てないのでここまでにします。

■ボブ・サップ vs セス・ペドルゼリ
■武蔵 vs 曙

については、また明日。
とにかく黙ってられません。


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