以前「はたはたパイ」というのをご紹介しましたが、今度は本家本元ともいうべき「うなきパイ」です。
何を今さらな感じもありますが、とりあえず「うなぎパイ」食べてみました。
ご存知のように、うなぎパイといえば、浜名湖の銘菓です。「夜のお菓子」の通り名が有名ですね。
昔からほとんど印象の同じ包み紙には、ちょっとニヤリとさせられる一文が載っていました。
惹きつけるますね「夜の調味料ガーリック」。このパッケージ以外では聞かないフレーズです。思ってもいないくらい淫靡。
思うに、うなぎ=精力と、ガーリック=精力の結論が「夜のお菓子」ということなのでしょう。昔話としては、ラブホテルみたいなところで、よくこのお菓子が置いてあったとかいう話です。今では回転ベットと同じくらい骨董的価値のあるものかもしれません。
さて、味。
サクサクと食べてみると、なんとも懐かしい味。そうそうこんなだった。いわゆる源氏パイなどのようなスタンダートなものに比べ、何かしらのコクを感じます。これが夜の調味料なんですね。
結論からいって、別に不味くないです。ボクは。ただ、自分ではわざわざ買わないでしょうね。そういう味です。
次に、このうなぎパイの兄貴格の一品です。その名も「真夜中のお菓子・うなぎパイ V.S.O.P.」。どうやらブランデー仕立てのようです。サイズも通常のものよりも一回り大きくパッケージも上等です。
こちらの裏面には、
最後の一行はうるさいくらいです。
早速食べてみることにします。
サクサクサク。
なるほど、ブランデー。心持ち上品な感じはあるかもしれません。ただ、かすかに居るブランデーの香りが、うなぎ粉の気配を絶ち切っているところもあります。とりあえず食べやすい部類ですかね。
そして最後。
真夜中を過ぎ、夜が明けました。
「朝のお菓子・すっぽんの郷」、「朝のお菓子・すっぽんの童」です。
うなぎパイと同じ春華堂というメーカーから出されています。どうして朝はすっぽんなのかはよくわかりません。もう勢いだけでしょう。
個人的にウルサイことを言うならば、「郷」だとか「童」だとかの飾り付けが、妙に「逃げ」を感じて気に入りませんね。オリジナルうなぎパイの持つミステリアスな味わいが見つけられません。パッケージデザインも、亀の絵が小さ過ぎますし。
さて試食です。
まずは写真の左側にある小型の「すっぽんの童」の方から食べてみました。
こちらのパッケージには特に気になる文章などは見当たりません。もう何も考えずにパクリ。
むむ。今度はパイっぽくないですね。ほとんどクッキーの感触です。生地に「何か」が練り込まれている様子ですが、何なのかはサッパリです。味も何じで、いったい何のお菓子食べているのかわからないという感じがありました。まさに「別に」ってやつです。食べても食べなくてもいい。
そしてもうひとつの「すっぽんの郷」。今度はサイズも厚みのしっかりしていますね。
パッケージにも何か書かれています。
はい? 何ですか「エンペラ」って。
白ごま以外の固形物といわれても、これ全体が固形物であるのでどこまでが白ごまで、どこからがエンペラなのかは判別困難です。パイの表面に白く覆われているのは砂糖のように見えるのですが、だとしたらちょっと多めですね。
サクッ。
う………甘!!
何でしょう。
スッポンだとかパイだとかいう以前に、単なる砂糖ではありませんか。何かを隠そうしているとしか思えないくらい甘い味付けです。
我慢して食べ続けてみると次第に何かの香りを感じとります。間違いなくお菓子に不向きな種類の香りです。エンペラなのか。
ん〜、食べ切れん。
不味いと思うこと以上に体に負担がかかる感じですね。
胸焼けしてきました。