楽しみで死にそうな今回のPRIDE GPですが、優勝者を予想してみようとしても、これがもうなかなか難しい。
トーナメントとして考えると今までで一番難しいのではないでしょうか。
何度考えても、迷いが出てきます。
「誰が勝ってもおかしくない」とはまさにこの状態ですね。
まずは最初の「ノゲイラ vs ハリトーノフ」。
これも随分悩みました。ノゲイラの強さは絶対的なものですから、焦点はハリトーノフがどれくらいやるのかです。一応基礎はコマンドサンボということですが、これまでもタップアウト勝ちだけでなく、KO勝ち、パウンドによるレフリーストップと、バリエーションに富んだフィニッシュをみせています。シュルトの料理の仕方からして、ノゲイラと対等に戦える実力は備わっているとみて間違いありません。
では、いい勝負の末に勝つのはどらかと想像してみると。
スタンドでの打撃の実力は両者とも似たり寄ったり。ノゲイラはリーチがあるのでパコパコ当たることはできるでしょうけど、決定打になるほどではないでしょう。
そしてタックル。これも似てるかもしれません。ややハリトーノフの方が機敏なくらいでしょうか。いずれにしてもお互いグランドは得意なので、なんとなくなだれ込む場面が多いかもしれません。
そして、一番違うのはパウンド。
ここがポイントになるかもしれません。これはおそらくハリトーノフの方が数段上なのではないでしょうか。ヒョードルほどの説得力はありませんが、なにしろ確実にパンチを当てることができるのと、相手を押さえ込む技術が達者です。
もちろんノゲイラだって、グランドでハリトーノフに簡単にコントロールはさせないでしょうし、パウンド攻撃をしない分、サブミッションをどんどん狙ってくるでしょう。しかし、ノゲイラというのは相手がグランド巧者とわかると、さつさと戦法を変える傾向があります。つまり試合が進むにつれ、一番の得意のグランドを自ら避けるようなことをするのではないかと思うのです。
そうなってくると、スタンドではお互い決め手を欠き、結局はゴングです。
アグレッシブさでハリトーノフの微妙判定勝ち。ブラジリアントップチームがやや不服をアピール。というような展開でないかと思います。
「ヒョードル vs 小川」について。
こちらも波乱です。
色々と考えてみたのですが、どうしても小川が勝てる気がしません。
もちろん「思ったよりは強かった」のは否定しませんが、PRIDEビギナーのレコとシルバに勝っただけです。ヒョードルの打撃に耐えて、なおかつ一本とるなんてことは、今までの総合ルールでの実績では、ちょっと考えづらいものがあります。もちろん、こういう予想の中で優勝したら、天地がひっくり返るほどのサプライズなわけですが…。
ただ、小川の身体能力は飛び抜けているのだけは忘れてはなりませんし、プロレスというところに身を置いていたおかけで、打たれることへの耐性というのは少しばかりあるかもしれません。それに、なにしろ元最年少世界王者なわけですから、もしかしたら…なんて期待も生まれてきてしまいます。そこらへんへの幻想がまた見どころなわけです。
試合の内容としては、小川はやはりヒョードルの打撃に苦戦しつつ、時折グランドで優位になりながらも、極められず、というような感じで試合を進めますが、不意にその瞬間は訪れます。
ヒョードル、顔をカット。
小川が調子にのって放ったグランドでのパンチが、ヒョードルのまぶたをカットして、そのまま血が止まらずドクターストップ。
小川のパンチというのは、ご存知のように、ど真ん中に当てるパンチではなく、なんとなくスカしたパンチです。それしか出来ないのか、わざとなのかは知りませんが、ぶっ倒すというパンチはあまり打たないのです。グローブでかすめるようなパンチが続いて、ヒョードルの顔がカットしてしまうというわけです。おまけにヒョードルは結構顔を切りやすい。
というわけで、ハッスルハッスル。
これ小川がKOで倒されてしまっても、同じ結果になる場合もあります。
今回のPRIDE GPのルールでは、リザーバーについては以下のようになっています。
また、特例として決勝に進出した2名が両方とも棄権した場合は、準決勝の敗者同士の決勝戦となる。
ちなみにリザーブマッチはランデルマン vs ウォーターマンです。
しかし、まずは負けた方、この場合は小川にチャンスがあります。
勝つには勝ったが棄権してしまったヒョードルの代わりにハッスルハッスルです。
さて、そうやって決勝はハリトーノフ vs 小川です。
空想の話ですから、簡単にしか書きませんが、そうなったらハリトーノフの優勝ではないかと。ハリトーノフの方が疲れてしまっているでしょうし、セミファイナルで近藤が勝っているので、日本人続け、みたいなムードになっているでしょうけど、そういう場面だからこそ、ハリトーノフのモチベーションの方が上回る気がします。それに今度はドクターストップという奇跡もありません。
つまり小川は再び銀メダルです。
さて、ついでに他の組合せの場合。
○ノゲイラ vs ヒョードル
一番順当な決勝戦だった場合、結果はまたまたヒョードル。合い口は変わらないのでは。
○ノゲイラ vs 小川
やっぱりノゲイラ。一本勝ちするのでは。
○ハリトーノフ vs ヒョードル
何気に見たいカードです。どっちだろう。微妙にヒョードルかな。
そんな感じです。
なんか今回は迷い過ぎて、妙な予想になってしまいましたが、ボク自身の希望は、本当に誰が優勝してもいいという気分です。(もしこの中にミルコが入っていたら、ミルコに一票入れていたかもしれませんけど)
小川が勝つパターンは、勝ち方も重要になりますが、とりあえず一番盛り上がるのではないでしょうか。でも『ヒョードルに凄惨に負ける』というのが、一番株をあげるんですけどね。
明日は現地観戦です。
ノゲイラ優勝も全然あり得ますよね。
とにかく、ボクの予想みたいな「棄権」絡みにならず、スッキリとした勝負が見たいです。
今から出発します!!
優勝はノゲイラと予想します。
準決勝はワンツーパンチでひるんだところを首相撲から
の膝で予告通りにハリトーノフを沈めるでしょう。
そして決勝の相手はなんと小川!小川は意外と打撃の
感覚が鋭いです。後退りしながらですがリーチの差から
ヒョードルをパンチで倒してしまいます。
決勝戦。ノゲイラは得意分野のグラウンドで小川に梃子摺り
ながらも流れるような膝十字固めを極めてタップを奪います。
こんなふうになったら面白いなぁ…