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湯探訪湯探訪27「天山 湯治郷」

2004年10月21日

今回は箱根の日帰り温泉です。
その名も天山湯治郷。名前だけでありがたそうですね。
場所は、小田急線箱根湯本の駅前を通る国道1号から駅手前にある三枚橋という橋を渡り、箱根旧街道を10分弱(車)走ったところです。ちょっと山道の感じになってきた頃、ふいに谷側に入口が見つかります。下るように進むと、施設がどどんと姿を現します。

実はここ、半年ほど前に一度行ったのですが、本サイトリニューアル中で報告しそびれていました。しかし、あまりにも感動的だったので、再び行ってきたのです。
東京在住でありながら、箱根にリピートしたわけですから想像つきますね。
つまりワンダフルなのです。

到着してまず目に入るのは、横長の大きな建物。寺院というか、蔵というか、体育館というか、非常に目立ちます。しかしこれは「かよい湯治 一休」といわれる別施設で、まずは本体の方の「天山」の方に進みましょう。

天山の入口は向かって左手の階段になります。少し上がってすぐに券売機のコーナーがあり、そこでチケット購入して、さらに階段を上へ。

庭園の中のお茶屋のような佇まいの建物に入ると、一層「和の感触」に包まれます。それもそこらスーパー銭湯なんかの和装とは違い、かなり上質。
さらに館内を進むと、どんどん加速度的にイイ!!という感じに見舞われてしまいます。ゴロンと横たわれる畳や、ちょっと腰掛けてみたくなるような椅子、かなりくすぐりますね。意図的な死角なんかもたまりません

さて、メインのお風呂の話。
ここ天山は完全に「源泉かけ流し」です。沸かし直しもしませんし、水でうめるようなこともしていないようです。温泉そのままを適温まで下げて使っているとのこと。

脱衣所に突入して感じるのは、その開口部の広さ。外にロッカーがあるのではないかと思わせるくらい開放的です。
とりあえず素っ裸。
浴場に出ると、大小いくつかの岩風呂があるのがわかります。少し屋根の張り出したところに中程度の浴槽があるのですが、どうやらそれが内湯ということのようで、つまりはほとんどが露天という感じなのです。釜風呂と称してサウナのようなものもあり、塩の入った壺も備わっていました。

お湯については語ることはありません。じわじわと染み入るような気持ち良さに不備はありません。種類としては、アルカリ性単純温泉とナトリウム塩化物泉との2枚看板のようです。

露天としての景観はどうかといいますと、これは「そんなに」です。眺望どうのという類いではなく、森の奥地の秘境という感じでしょうか。しかしフルオープン状態ですので、解放感はとてもあります。

設備的な部分ですが、洗い場はそんなに大量にはありませんし、シャワー付きの場所もさらに絞られてしまいます。シャンプー、ボディソープなんかもありません。ただ、おもしろいところでは、脱衣所と浴場の間に「全身ドライヤー」のようなものが存在していました。そこに立つとブォーと風が当たるのです。あんまり見ない設備ですね。ちなみに普通の頭用ドライヤーは無料で使えるようになっていました。

ここ天山の館内には、もちろん食事処などもあります。全般的にメニューが少なめなような気がしますが、薬膳的な趣もあり、それなりに気を使っている感じです。そんな中、ちょっと興味深いものもありました。
温泉のしゃぶしゃぶ」です。
天山の温泉は飲むことができるので、それでしゃぶしゃぶしちゃいましょう、という趣向のものです。普段しゃぶしゃぶには全く興味ないボクですが、これは話のタネにと試してみました。
結果、普通においしいです。
温泉かどうかはよくわかりませんでしたが。

さて、天山についてはこれくらいですが、冒頭にチラリと名前の出た別施設「一休」についても簡単に。
こちらは天山の入館料プラス300円(往復利用)で入れる別の温泉です。入浴後の休憩所などはなく、単に「浸かる」という使い方のところです。湯治って感じですかね。
で、こちらも入ってみました。
男湯のゾーンに突入するなり、脱衣所とシームレスに浴槽があってドキリとするのですが、これがまた凄くいいお風呂です。半露天の開口部の大きな浴場で、天山よりも近代的な感じですね。眺望もなかなかでした。明かりがほとんど付いてないのは、外から丸見えになることからのディフェンスなのでしょうが、それがかえって静寂な感じを演出します。個人的には天山の方よりもトキメキました。

しかし、天山、一休ともに言えるのですが、露天度が高過ぎて、大雨台風の時とかはどうしてるんだろうと思ってしまいます。それくらい内と外の堺が曖昧です。

さてさて、随分と長々書いてしまいましたが、実はこれでも何か伝え切れていない気がしています。
とにかくここの凄いところは、入館してすぐに、そこらに転がってリラックスしている人たちのように、「早く自分も溶け込みたい」と感じさせるところではないでしょうか。海水浴場やスキー場に到着して、自分がまだ普段着のままの時の感覚に似ています。風呂に入るという目的を超えた「癒」が成立しているのです。

もしあなたが、箱根へ日帰りで行けるような場所に住んでいるとしたら、言っておきたいと思います。
「死ぬ前に一度は行け」

■天山湯治郷
足柄下郡箱根町湯本茶屋208
HP http://tenzan.jp/
営業 9:00〜23:00
P あり(140台)

料金 1200円

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:: コメント(最新書き込みが上です)

こんにちは。

休日だと車停めるところが随分と遠くなったとか言ってた知人がいます。やはり平日狙いでしょうね。


2005年10月29日 17:56 yoneのコメント

はじめまして、天山最高にいいですよね。
一休もゆっくりできるし。。。
温泉しゃぶしゃぶ、ほかお料理もいいですし、1度は行った方がいいですよね^^休日は激混みですけどね。。。


2005年10月29日 13:32 AIMERのコメント

>つるさん
ご無沙汰です。
ひとりで行っちゃったのですか。
しかし、あそこは1人の方が快適な場所かもしれませんねぇ。


2004年10月25日 10:08 yoneのコメント

先日、一人でぶらり途中下車して行って参りました。
座敷で爆睡して、送迎バスに乗り遅れました・・・
とても、えがったです。


2004年10月25日 00:16 つるのコメント

ふふふ、出ました「死ぬ前にいっとけ!」私も同感です。ここから私の立ち寄り湯の旅がはじまったんですもの!温泉しゃぶしゃぶも大好きです。最後のうどんも美味しい!でも、食べてから入ると湯アタリします!当然か?!


2004年10月21日 12:44 ナスコのコメント

宿泊施設の料金設定がおもしろいですね。
3泊4日ベース・・・
変則ですが、のんびりできた気がしそう(^ ^)


2004年10月21日 10:30 どんどん♪のコメント

普段の慰労を兼ねて招待して!


2004年10月21日 10:05 marbleのコメント

そそりますねえ。
この冬行ってみよう。

しゃぶしゃぶもそそりました。ゴマダレ大好キー


2004年10月21日 09:29 えいじのコメント
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