あの地震から一週間ですね。
先日ちらりと書きましたが、うちの父親は長野と新潟の県境のあたりに住んでいます。(厳密には東京と行ったり来たり)
その新潟中越地震のあった土曜日、親父一家はたまたま東京に来ていたので、本格的な揺れは回避できました。しかも、住んでいたところはそんなに大きな被害はなかったとか。ですので、子供たちの翌日からの学校のこともあり、日曜日には普通に長野の帰っていったのです。
明けて月曜日。
いてもたってもいられなかったのか、
突如として親父は車で被災地へ突入しました。
まずは被災地の役所だかに連絡を取り、欲しいものや足りないものを尋ねてみたところ、女性用の生理用品、おむつ、電池、などが挙がったそうです。
親父はワイフに同行してもらい、近所の街の大型スーパーで上記のものをあるったけ買って、愛車のボロハイラックスで1人被災地に向かいました。
途中何度か通行止めに遭ったりしながら、車を走らせること4時間ほど、具体的な地名は忘れてしまったのですが、いよいよ被害のハッキリした地域に到着です。
ボクが直接見たわけではないので、きちんと表現はできないのですが、話しぶりからしてやはりその壊滅の無残さは尋常ではなかったようです。
それから、目標としていた大きな避難所まで行き、物資輸送を完了しました。実際こういう支援は、その後次々のいろんな人たちからの物資が届けられてしまい、逆に規制される段階となるわけですが、親父の届けた時点ではまだ受け取ってくれたようです。非常に喜んでくれた言ってました。
さて、帰り道。
今度は来る時は通れたはずの道が、通行止めになっていたりするのだそうです。簡単な通行規制だったら、「車内でヘルメットをかぶり、ごくろうさんとでも言うように軽く挨拶すれば、関係車両のように通してくれる」と言っていたのですが、いよいよ簡単には通してくれないところもあったりします。
ある通行止めポイントで、親父やその他の人たちが警備員と「自己責任で通るから」などと押し問答していると、よたよた、とある婆ちゃんがお盆におにぎりを乗せて登場しました。警備の人たちに「あんたたちもお腹空くだろ」とおにぎりを渡してまわるわけです。
そして、親父にもおにぎりを差し出します。
しかし、自分は物資を届けにきただけだから、もらうわけいかないと断ります。
でもやっぱり、婆ちゃんは差し出してくるのです。
親父は1つだけおにぎりをもらったそうです。
実際被災地の付近は食べ物屋はもちろん、コンビニだってないようなところです。あってもやってません。
水が足りないのか、そのおにぎりのお米は芯の残ったようなもので、しかもとても冷たいものだったそうです。味ももちろん塩だけ。
親父は特にそのおにぎりの味については何も言ってませんでした。
でも、わかりますよね。
こんばんは。
ご訪問ありがとうございます。
随分前に書いたものなので、恐縮です。
扱っていただくのは基本的に全然構いませんが、なにしろ当人は知らないことですし、辞退をさせていただきたいケースもゼロではないので、一応はどちらなのかを教えてください。
※メールならば、infoアットマークyonebayashi.comまで
よろしくお願いします。
読ましていただいて、本当にすごいお父様ですね。
感動しました、もっと多くの人に知ってもらいたいとおもうので、この体験談を是非冊子の方に載せたいと思っているのですか、よろしいでしょうか?
実際にお金を出したり、時間を割いたり、動いたり出来る
人って凄いですよね。見習いたいものです。
芸能人とかが支援を呼びかけたりするのってどうでしょう。
中には自分の懐を痛めずイメージアップだけしている人も
いるみたいですが。コンサートで支援を呼びかけたりって…
金儲けした上に、売名やイメージアップに繋がってしまう
のでしょうか。まぁ24時間テレビに近いもんがありますね。
おまえらがまず身銭切れ、と。
僕がひねくれてるだけなんでしょうか。
阪神大震災の時には匿名で2000万円寄付した人もいた
みたいです。そんな人になりたいなぁ…
こういう時に、「なんとかしたいな」と思う人間は多くても、なんだかんだ理由を作って、なかなか実践できないもの。本当にそれをしてしまう人って、すばらしいとおもいます。尊敬します。
お父上も、おばあちゃんも。
すごいです。私もなんだかグッときました。居てもたってもいられなくなったお父様の気持ち素晴らしいです。
感動です。特に私の妻こういった災害などには関心があり、少額ではありますが募金をしています。先日「仕事に問題がなかったら、被災地へ行ってボランティアをしない?」と聞かれました。私は実際仕事を休める状況でもなかったので断ってしまいましたが、yoneさんの父とでしたら話があうはずだと思いました。ここまで実行するとは感動です。募金くらいで満足していてはダメですね。
なんだかほろっときました・・・・・
被災地の惨状は何度もテレビで見ました。
天災はいつどこにやってくるかわかりません。明日はわが身です。
もし今回の規模の地震がもっと人口の密集した関東で起きていたなら死傷者だけでも数倍にのぼったかも知れません。
お父様、ご苦労様でした。