知っている方も多いと思いますが、ボクは昨年の今頃、SONYのスゴ録を購入しています。それで満足したり、不満だったり、いろいろあったわけですが、またもや今年、NEWスゴ録を買ってしまったのです。
どうしてまたそんなことをしてしまったのか。
ボクが昨年買ったHX10というモデルは、ハードディスクは250Gありました。まぁ容量的には1年経った今でも大容量の部類だと思います。
しかし、ここ2、3ヶ月、ウチのスゴ録は、残り5〜10G前後をずーとウロウロしていました。要するに240Gくらいは使ってしまった状態だったのです。新しく何かを録画したければ、何かを消すということをしなくてはなりません。もはやビデオテープみたいな感じですね。
容量が不足したならば、どんどん消していけばいい。もちろんハードディスクなんですから、そういうことは一瞬で完了できます。しかし機能としてそれができても、ついつい「消せないもの」はあるものです。
1.なんとなく録画したけど、見そびれていたもの。
2.見たけど、保存しておきたくなったもの。
1の方は簡単で、時間つくって見てしまえば済む話です。しかし、問題なのは2の方の「保存」です。この件は以前書いていた「サルではわからないDVD講座」というシリーズでお知らせしたのですが、あの時に問題としていた旧スゴ録の弱点が深刻になってきてしまったのです。
まず、前置きとして、録画モード。
旧スゴ録には、HQ、HSP、SP、LP、EP、SLPという6段階(厳密にはHQの拡張モードを加えた7段階)ありますが、ボクが使っていたのはほとんど、HQ、SP、LPの3段階です。
HQ・・・ほぼ最高画質なので、よほどキレイに保存するもの、または保存用の連ドラなんかで、CMカットしてLPあたりに再エンコードする用途。
SP・・・標準的に「見る」もの。またはそのまま保存。
LP・・・そんなに画質は求めない分、DVD1枚にたくさん残したいもの。(しかも高速ダビングで)
具体的にいうと、建もの探訪はHQ録画からCMカットでSPへ、PRIDEなど格闘技はSP、探偵ナイトスクープはLP、というような感じです。
例えば、SPで録画した通常の1時間ドラマなんかを残そうと思ったら、そんな難しいことはありません。そのまま高速ダビングでDVDに焼けばいいわけですし、必要なら「A-B消去」機能でCMカットくらいできます。
しかし問題になってくるのは、2時間を越えるもの。今ちょっとしたスペシャルドラマは2時間半くらいザラですよね。CMカットしたって2時間を切るってことはありません。せいぜい2時間10分とか。
DVD-Rは、SPモードのものは1枚で2時間までしか録画できません。となると、2時間10分のものは、そのまま残すことは不可能で、3時間録画できるLPモードへ再エンコードしなくてはならないのです。SPからLPへの再エンコードは、スゴ録のVBRダビングという機能も働かないので、可能な限りキレイにダビングするわけでもなく、単に画質を落すだけとなります。
これは、再エンコなので時間もかかりますし、ディスク1枚を使い切るわけでもなく、画質を悪くして残さなくてはならないので、精神衛生上もあまりよくありません。
実際、映画なんかでも2時間+数分というものは非常に多く、DVDにSPで1枚に残せないものはたくさんあります。市販DVDを売る為に映画製作会社と結託してるのかと思うくらいです。
で、新しいスゴ録には、新たな録画モードLSPができたのです。これはDVD1枚あたりにすると2時間半に合せたビットレートで、もちろんSPよりかは画像が落ちるということになります。しかし3時間モードのLPよりかはずっと救われますよね。
ということで、まずはそのLSPが、スゴ録買い替えの第一要素です。
さて、
そのLSPで2時間半までのものはフォローできるとして、3時間4時間あるものはどうするのかという点。
実はこの部分が、ウチのスゴ録の容量を喰ったままにさせてしまったポイントと いえます。例えば昨年末のPRIDE男祭り、これOAでは5時間半くらいあります。CMとか、いらない部分をカットしたりしても4時間ちょっとくらいは残したい部分があるわけです。これをスゴ録の成すがまま保存しようとすると、EPからSLPに再エンコードされてしまうわけです。いつかお話したように、デジタルでの汚いはアナログのビデテープの汚いよりも深刻な見づらさがあります。保存したいと思って作業するのに、4時間かけて出来上がるのが、見るに耐えない画質のものということになってしまうのです。
そんなことを考えていると、ついつい保存作業が億劫になっていまい、その手の長時間ものがハードディスクを占拠していくことになります。旧スゴ録の場合は、2時間以上のものでSP程度の保存にこだわってしまうと、かなりのものが該当してしまうのです。
そこでNEWスゴ録。
今度は待望の分割機能が搭載されました。1つのタイトルを任意の場所で分けることができるのです。つまり、SPで4時間くらい録ってしまったものも、2時間のところで分割して、2枚のDVDに焼けばいいってことです。1シーンのものなんかは分けるのすら嫌って話にもなるかもしれませんが、多くのケースはこの分割機能で救われます。
ここも買い替えの重要要素でした。
それとあとは、インターフェイスの高速化。
これは結構劇的です。今までのモッサリした感じがだいぶ改善されました。もっと速くなってくれてもいいかもしれませんが、旧モデルと比較したらキビキビ感は相当向上したと思います。ストレスも少なくなりました。
リモコンのボタン配置なんかも微妙に変化があり、まぁなんとなく使い勝手よくなったようです。ボクの場合はまだ戸惑うところもありますけど。
容量も今回は400Gまでラインナップされていて、ボクもその400GのHX-100というのを買いましたが、上述のような機能向上で、旧モデルほど宿便は溜りづらいので、400Gまでいらなかったかもしれません。
ボク個人の見解では、最初から毎年買い替えるつもりなんかは毛頭なかったのですが、旧モデルの機能ではハードディスクに余裕が作りづらいので、使えば使うほど手狭になるのは明白でした。(見ちゃ消し見ちゃ消し専用機だったら問題ないのですが)
そんなわけで、大英断したわけです。
今回のスゴ録にはDVD+Rが使えるようになっています。
今の時点では何のメリットがあるのか不明ですが、来年の今頃に出るスゴ録には2層式のDVD+R DL対応になることの布石であるとみてよさそうですね。Blue-ray DiscやらHD DVDがまたもバカな覇権争いを繰り広げていますから、来年の2層式対応機もまだ存在意義が残っていそうです。つか、思い切って今モデルで搭載してほしかった…
ということで、NEWスゴ録はオススメかどうかという結論。
旧モデルには不安要素がいくつかありましたが、今回は実によくブラッシュアップされています。時勢からして、Wチューナーを搭載していないのが残念ですが、ずっと使っているとゴーストリダクションなんかの方が恩恵をこうむる場面は多いかもしれません。
DVD-RAMという選択にこだわらないという前提でいうと、結構オススメ度高いと思います。
また気が向けば、NEWスゴ録レポなどしようかなと。
来年度モデルのレポートもお待ちしております(^ ^)
普段の録画のかたわら、VHS → HDのダビング作業もやったりすると、すぐ容量なくなりますよね。
うちもその点考えると、過剰なくらいの大容量でも、結局は使い切ってしまうような気がして、400Gにしておきました。
400GBでタイトル分割機能つき、というのはいいですね。
私はHDとDVDとVHSがそれぞれボタン一発でダビング可能なパナソニックのDIGAを買いましたが、いかんせん80GBでは少なすぎました。
当初は「SPモードなら33時間録れるから十分だな」なんて思ってたのですが、今となっては全然足りません。
ああ、困った困った。