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格闘技桜庭よ、ハッスルで輝け

2005年6月29日

知人宅でスカパー観戦し、夜また地上波OA見ました。
遅くなりましたが、ざっと感想残しておきます。

第1試合
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアントップチーム)
ペドロ・ヒーゾ(ブラジル/ファス・バーリ・トゥード)
ハリトーノフの1RKO勝ち
いやぁ、なんといいますか、「凄い」の一言です。ハリトーノフがとびきり強いというのはとっくに認識していたのですが、ヒーゾクラスをあれだけ簡単に葬ってしまうとは。それもほとんどボクシングです。顔、ボディとパンチを散らす絶妙さは、とてもサンボあがりとは思えません。もう確信の段階ですね。次は誰とやってもらいましょうか。 あとで思ったことですが、今大会一番ときめいたのはこの試合でした。
第2試合
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアントップチーム) ショーグンの判定勝ち
実力拮抗のいい勝負でした。ホジェリオについて予想してた二つ点、それがともに的中でした。まずは「打たれ強さ」。これはもうホドリゴと同様のレベルですね。非常にタフです。そしてもう一つは、「極めの甘さ」。捕まえたからといって、仕留めるに至るほどグランド技術が開眼していません。非常にシンプルな攻め口なので、兄ほどのイマジネーションが見つからないという感じでしょうか。結構逃がしますね。ま、今回に限ってはショーグンもうまかったのですが。逆に、予想外によかったのは、スタンドの打撃です。ショーグンも押されるシーンがしばしばありました。 ほんの僅かな部分で勝敗が分かれたわけですが、両者の成熟度もさることながら、シュートボクセの暗黙の道場訓のような「戦いながらダメージ回復させ、そして絶対に諦めない」というのが、ちょっと差になったのかもしれませんね。
第3試合
イゴール・ボブチャンチン(ウクライナ/フリー)
アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)
1Rアリスターのフロントチョーク勝ち
ん〜、ボブチャンチン無念。アリスターは、前回ビクトー戦もフロントチョークで極めているので、ある程度「得意」とみてよさそうだったのですが、「立ったまま」となると、やはり身長差が影響大きかったということですね。アリスターの力のはいる尺ぴったりでした。ま、残念ではありますが、どこかボブチャンチンらしいところもあります。 いつかシウバとワンマッチしてくれ。
第4試合
ミルコ・クロコップ(クロアチア/チーム・クロコップ)
イブラヒム・マゴメドフ(ロシア/レッドデビル)
ミルコ1RKO勝ち
思ったよりも粘った感のあるマゴメドフです。しかし今回はどうしても「戦闘員A」でしかありませんでしたね。 とにもかくにも、これで8月28日の「ミルコvsヒョードル」は決定という解釈でよさそうですから、この件に関しては安心しました。今年1番のビックマッチになりそうです。
第5試合
瀧本誠(日本/吉田道場)
田村潔司(日本/U-FILEキャンプ)
判定で田村
内容からして、正直「田村どうした」でした。拳の怪我が完全に回復していないとのことですが、それにしたって試合を受けたということは「出来る」と本人が判断した結果ですからね。あれだけ試合をリードしておきながら判定までいってしまい、それをさておいて吉田へマイクアピール。盛り上がるものも盛り上がりません。会場の空気は正直です。
第6試合
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)
パウエル・ナツラ(ポーランド/高田道場)
1RノゲイラのKO勝ち
終わってみれば順当にノゲイラでしたが、ナツラもなかなかポテンシャルは垣間見せたような気がします。一番の問題はスタミナですかね。あっという間に息があがりました。マウント取られたのも、返せなかったのも、経験という問題だけではなさそうです。いずれにしても、また見てみたいですね。
第7試合
桜庭和志(日本/高田道場)
ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)
2R終了ドクターストップでアローナの勝ち
「もうダメだ、もうダメだ」と思いながら、桜庭のPRIDE参戦を容認してきたわけですけど、本当に今回はもうダメですね。 アローナも、現状の桜庭と対戦するにあたって、スタンド打撃を積極的に折り込んできたように思いました。桜庭の方はいつもよりかは少しだけガードを高めにできていましたが、組み付いてコネ繰り回されているうちに、すぐにアローナの膝の射程圏内に入ってしまいます。このあたりはアローナのコントロールが良かったとみるべきでしょうかね。

主催者、いや日本人の桜庭へ対する希望の表れが、1ラウンド終了間際の「試合ストップへの躊躇」となっています。「負けるはずない、もしかしたら盛り返すかもしれない」という部分が判断を鈍らせるわけです。実際ああいうことで再起不能レベルのダメージ負うことだって考えられるわけですから、思えば怖いことです。人気者になるというのは。
高田は腰を落として時間稼ぎしていれば試合したことになっていましたが、桜庭はそういうわけにもいきません。大変ですね。
今からゆっくり休み、年末に田村と引退試合やって、来年からハッスルマスクか何かになって再登場するという案に落ち着いてくれないものですかね。

第8試合
中村和裕(日本/吉田道場)
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー)
1RシウバのKO勝ち
やっぱり気になるのは、道着の件。 シウバも、中村が道着を脱ぐのがわかって、その隙に仕掛けたと言ってるわけですから、やっぱり要因てすよね。 そもそもどうして着たのか、着たなら着たでどうして脱いだのか、言葉として出てくる理由がちゃんと存在しているのは知っていますが、結局何の意味もなく、隙だけ作ったことは誰の目にも明らかです。かねがね、ボクは「道着」「レスリングシューズ」は反対しています。大体、道着を「着るかも」「着ないかも」を、試合前の心理作戦のようにすることが許されているのがイマイチ解せません。さらに今回の中村が着ていたのは、袖を肩口から切り取った道着なので、正式に柔道で使われていたものではなく、単なるコスチュームです。場面としては出てきませんでしたが、中村なりにあの道着ならではの有効技があったのでしょう。しかし、それを可とするのは、獣神ライガーがあのコスチュームのままPRIDEにあがったとして、あの角で相手を突くのも可だって言っているのと本質に大差ないのではないでしょうか。せめて使うなら、素材も含めてモノホン仕様の柔道着でないと。 さて、試合ですが、 本当に中村はいい打撃を持っていますが、決定的に悪いのはパンチを打つ時に「見ていない」こと。ただ、振り回すような状態になってしまいます。当たるものも当たらないという、見ていて非常に口惜しい状態です。あそこが変わったら、一皮むけるのではないでしょうか。


大会全体としては、マッチメイクなりの楽しさはあったと思いますが、どうしても、ハリトーノフの強さと桜庭の無残さだけが残る大会でした。
残ったベスト4は、ショーグン、アリスター、アローナ、シウバです。
まぁ普通に読むと、
ショーグンvsアローナ アリスターvsシウバ
かな。

それから、驚きの西島洋介の参戦の件ですが、第6試合前に軽く登場しました。
相変わらずの超シャイで、結局たいしたことしゃべれず、ややイサム会長が恋しく思うくらいでした。ボクシング出身が簡単に活躍できるとは考えづらいのですが、とりあえず、リングに上がる日が楽しみにしましょう。
そういえば、PRIDEで西島のリングネーム募集してましたね。
ボクは「ヨースケ・ザンタマリア」で出したいと思います。

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:: コメント(最新書き込みが上です)

いつも桜庭の試合はストップが遅いですね。顔蹴られたとこでストップ
して良かったんじゃないでしょうか。今後はオープニングマッチとかで
田村と闘うくらいしかないですね。しかしアローナの試合はつまらないな…

シウバはアリスターとやりたいとコメントしてるのでそのとおりになりそうです。
アリスターは桜庭vsアローナの勝者とやりたいと言ってたようですけど。

30代の選手には辛い大会でしたね。桜庭、ボブチャンチン、ヒーゾ、田村。
昔はヒーローだったのになぁ…時代の流れを感じます。

西島のリングネーム応募しときました。『マウント・西』で。ありがちですが。
通用しないだろうなぁ…PRIDEでは。


2005年6月29日 22:16 オリバーのコメント
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