ボクが中学生くらいの時、「吐き出すほどマズイ」と認知してしまった缶飲料が2つあります。
1つは「維力(ウィリー)」というドリンクで、もうひとつがこの「メッコール」です。
メッコールの方は現在も入手可能で、実は一年くらい前から試食待機していました。ところが、マズイのをわかっていたので、なかなか飲む気が起こらず、とうとう賞味期限切れにしてしまいました。
そして先日、決意の再購入。
どのような飲み物なのかというと、ボク自身もほとんど正確なことはわからないのですが、『麦でつくったコーラ』だとか、『麦とコーラを混ぜたもの』だとか、そんな風にいわれているドリンクです。
かなり昔から存在しているので、知っている人も多いことでしょう。製造元の韓国の会社「一和」が、統○教会系だということは周知の事実ですので、微妙にスリリングではあるのですが…。
一応、缶には「大麦健康飲料」などと書かれています。健康という言葉が、どのような味に対しても免罪符になるということの好例です。
さらには、どうしたって見逃せない「WE LOVE」の文字。
なんとも、のどかではありませんか。
裏には、『世界三大名水のチョヂョン鉱泉水から生まれ…』なんて記述があるのですが、ホントかよと思ってちょっと調べてみると、
全くよその『日田天領水』のホームページなんかでは、
「ドイツ・ノルデナウ」と「メキシコ・トラコモ」そして…「日本の大分県日田天領水」。三大名水の秘密は天然活性水素…なんてことも書いてあったりして、早くもどちらかが虚偽のキャッチであることがわかります。どっちが正解か知りませんけど。
さて飲みますか。
プシュリといくと、わりと威勢のいい音がしました。
そしてコップへどくどくどくどく…
むむ。泡立ち豊か。
コーラの泡よりも若干クリーミーで、いわゆるビールの泡に少し似ています。見た目だけなら黒ビール調ですかね。
しかし、注ぎながら漂ってくる香りは、まさしくコーラ。いや、やっぱり麦茶か。どっちなんだよと言われそうですが、本当にコーラと麦茶が適度に混ざり合っている匂いです。どちらもそこには確実に存在していて、どちらもほどぼと主張しています。
決してイイ匂いではないことは言うまでもありませんね。
では、口へ。
あの頃、吐き出すほどのインパクトをくれたこのメッコール、いかがなものでしょう。
チビリ。
ん!!
これだれ。
青春時代にトリップさせられる気分です。
味は思い出どおり、予想どおり、麦茶の風味とコーラの風味が、実に強引に混ざり合っているではありませんか。甘いだけ不気味です。
マズイ、間違いなくマズイ。ただ、吐き出すほどというのは大袈裟かもしれません。めちゃくちゃな味だと思いながら、喉を通過させることは不可能ではない感じです。
ボクの味覚が大人になったのかな、なんて思ったところ…ざららららら…
!!、なんだこの後味。
もう一口・・・・ざららららら。
何か舌に引っ掛かる感じがあります。目の細かいサンドペーパーを舐めてみると、きっとこんな感触です。粉っぽいというか、砂っぽいというか。
液体が置いていく後味ではありません。
麦なのか。
やはり一筋縄ではいかないですね。
さて、通常ですと、ここでレポート終なのですが、
実は今回の試飲を済ませた直後、ほんとうに偶然、知人筋から本場のメッコールをもらってしまいました。
韓国版です。
ラベルが微妙に違いますね。韓国版の方は麦的なイラストなどが施されています。つまらん比較ですが、青帯の部分に沿っているラインの数も違ってます。どうしてこんな小変更。あと、残念なことに「WE LOVE」の文字も見当たりません。というか、オリジナルに入ってないのに、どうして日本版には入ったのか、そこらの経緯の方が興味深いです。
で、お味の方はというと、ほんのわずか韓国版の方が甘いような気がしました。これはうちにあったジャパン・メッコール(予備の2本目)と比較試飲した感想です。
ま、日本版だろうが韓国版だろうか、不味いには変らないですけどね。
各地に自販機が残っているところもあるそうですが、とりあえず首都圏では、ヴィレッジバンガードというアングラ雑貨屋で売ってますので、よかったらどうぞ。