もうだいぶ前になりますが、この試食レポートで「もんじゃ焼きようかん」を扱いました。
それ以降、よく周囲から「○○(珍系)ようかん」もあるぞ的な話を聞かされていたのですが、正直なところ、マズようかん十把一絡げおんなじようなもんだという認識があったので、次々に出てくる珍ようかんに関してはスルーさせていました。
今回は、ちょっと気が向いたので、同系列の珍ようかんを一気に4つ報告してみようかと思います。
入手したのは、
ラーメンようかん、餃子ようかん、インドカレーようかん、青汁ようかんの4種。
どれも、強い響きですね。
まずは「ラーメンようかん」です。
この珍ようかんシリーズすべてに言えることですが、とにかくパッケージがちゃっちい。
今どき、家で印刷したってもっとキレイにあげられますよ。
で、よく見ると、「横浜・中華街。家系」なんて書いてあります。ところが、写真は全然家系ラーメンではありません。これだけでいかがわしいですね。
開封して匂いをかいでみると、
ん〜なるほど。インスタントラーメンの粉スープの匂いがします。
ラーメンの雰囲気はないことはない。
原材料欄をみると『鶏がらスープ』が入っているのが確認できますが、豚骨的なもの見当たりません。つまりラーメンはラーメンでも、家系とは名ばかりであることが判明。
さて試食です。
薄くスライスしたものを口に運んでみると、なんとも羊羹的なネッチョリ感が広がります。醤油味のような印象が強いてすね。マズイっちゃマズイけど、どことなく煮物とかの「甘辛系」なので、あり得ないという感じはありませんかね。
お次は「餃子ようかん」
パッケージには「横浜中華街新名物」とあります。
そもそも、横浜中華街という場所の代表格が餃子であるというコンセンサスはとれていないので、早くも面白味に欠けます。
原材料には、ごま油、乾燥ネギ、乾燥ショウガ、ガーリック、などが名を連ねています。
開封。
お、クサイ!
にんにく臭がありますね。なんかラーメンようかんにニンニクをプラスしたみたいな印象でしょうか。なんとなく、インスタントのワンタンスープの匂いにも似ています。
では試食。
ん〜。なるほど。ラーメンようかんよりも少しクセがありますかね。やはりニンニクですね。
これも「ややマズ」。ちなみに同時に試食した知人に言わせると「ニンニク好きならイケル」みたいですが、ボクはそうとも思いません。
さて「インドカレーようかん」です。
こちらはもちろんカレー粉入り。
開封して、どてんと姿を現す姿の「黄色っぷり」がなんともいえません。
匂いももちろんカレー的なのですが、この匂いって「カレーの匂いの消しゴム」と同系です。上っぺらだけカレーって感じ。その昔に報告した「カレーの匂いの歯磨き粉」と実によく似た匂いです。
では、スライスしてパクリ。
ん? カレーだね。ようかんだね。
なんというか、甘くし過ぎたカレーというところでしょうか。ようかんである以上は違和感がつきまとうのですが、それでも微妙に『アリ』かな。もちろん好き好んでパクパク食べられるものではありませんが、バツゲームにもならないというようなレベルです。
そして「青汁ようかん」
もうプランからして不味そうですね。
無愛想なパッケージには、「二度と忘れられない味」「健康第一」と記載されています。
なんかフザケテルな。
原材料としては、青汁パウダーなるものの他にも、青1号やら漂白剤(次亜硫酸Na)なんて入ってて、他のと比べても一際デンジャラスな感じです。
開封。
うわぁ。青クセェ
いましたいました、青汁くん。
一般的にいう「飲みやすくなった青汁」とかではなく、「ん〜、マズイ、もう一本」の頃の青汁の印象です。
とにかくクサイ。
それでは口に入れてみましょう。
ねちゃねちゃねちゃ…やっぱ青クセェ
気持ち悪いです。
なんか台所の水切りネットに残った野菜クズでも口に入れたような錯覚を覚えます。なんとなくなのですが、「オナラ」のような要素も感じとりました。
たまらんですね、これは。
今回のトップマズです。もんじゃ焼きようかんよりも「あってはならない味」かも。
さて、今回の4種どれもインパクトのあるようかんではあったのですが、どうもボクはこのシリーズ、確信的なところに躊躇いを感じます。『ようかんとの組み合わせが考えられない』というものであれば、何でもありですもんね。次から次へネタはつきませんが、どうも『うまくなる』という希望へ向かって作っているかもしれないというロマンを感じないわけです。
受け狙いでつくった不味さということですからね。
製造しているのは、以前のもんじゃ焼きようかんを含めて、すべて(有)プラビルという横浜の会社です。パッケージをよく見ると、URLが載っているので、アクセスしてみると、楽天に出してるショップでした。
http://www.rakuten.co.jp/meibutu/
リンク先を見ていただけるとわかりますが、
チョコようかん、杏仁豆腐風ようかん、焼肉ようかん 、さよならおデブようかん、沖縄泡盛ようかん 、ゴーヤようかん、うっちん(ウコン)ようかん 、沖縄そばようかん、沖縄ラフティようかん 、ハイビスカスようかん、カニようかん、シャケようかん 、イルカようかん 、エビチリようかん、パンダようかん、とうがらしようかん……
と、出るは出るはの珍ようかん。
中でも「イルカようかん」「パンダようかん」はちょっとトキメクのですが、どうもやっぱり全体的にノリが軽い。
わざとキワなものを作るというのは、それはそれで不思議な商売ではないのですが、ようかんという基礎部分が危うい以上は乱発されても駄菓子屋のそれと同類に見えてきてしまいます。
だとすると、追っかけてもキリもなければ、感動も待ってないでしょう。
なので、この珍ようかんの試食はこれでおしまいにします。(もらったら別ですが…)
最後に、ようかん達のお姿を記録した写真を残しておきますので、興味のある方は見てください。
「さよならおデブようかん」は、こんにゃく紛が入ってるみたいですね。味に影響あるのかな。普通の羊羹?
しかし、羊羹である以上はダイエットとは対角の位置にあるんですけどね。
ありえないようかんの数々にびっくりしました。でも「さよならおデブようかん」は食べてみたいかも。