TOP INDEX / 格闘技 アーカイブ / 最強のベスト8決定

格闘技最強のベスト8決定

2006年5月 6日

PRIDE無差別級GPです。
前半は熱く、後半はへなへな、というような今大会だったわけですが、とにかくベスト8が決定しました。

第1試合 スペシャルワンマッチ
ギルバート・アイブル vs ○ ローマン・ゼンツォフ (1R KO)
アイブルはこれで見納めでしょうね。
第2試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
アリスター・オーフレイム v s ○ファブリシオ・ヴェウドゥム (2R 腕固め)
これは驚きました。
スタンドでは当然オーフレイムの方が圧力があり、全体的に「押している」という構図は作り上げていたのですが、グランドになった途端、想像以上の力量の差が出てしまいました。過去の実績どおりヴェウドゥムのグランドは相当なものですね。オーフレイムをああも鮮やかに極めてみせるあたり、タダ者ではありません。もうちょい上の相手だとどうなるのか、ちょっと見てみたいです。
第3試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
高阪 剛 vs ○ マーク・ハント (2R KO)
結果はともかく、内容は全く予想とは別のものでした。
文字通り「死ぬ気でいった」ということですね。
そういう意気込みで挑む選手は星の数ですが、高坂はそれを本当にやってみせてくれました。ラストファイトとしては最高だったのではないでしょうか。本来の高坂のテクニカルな部分からは対極にあるような戦い方でしたが、記憶には刻まれたような気がします。
逆に気になってしまうのはハントの方です。
前回の西島戦の時もそうですが、どうもハントの気質からくるものなのか、「付き合う」傾向があります。ルール内で許されている手段すべてを使い切っていないような気がするのです。要するに、膝の使い方や寝ている相手への打撃。ヒョードルなど、もっとギリギリ勝負の時はそこが運命の分かれ道になってしまうような気がします。
第4試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
エメリヤーエンコ・アレキサンダー vs ○ ジョシュ・バーネット (2R アームロック)
やはりナイスな勝負でした。
二人ともグットシェイブです。
ヘビー級レベルとは思えないくらいスピーディーな攻防で、やはり若干押していたのは、アレキサンダーだったのですが、2ラウンドに入ってからのスタミナの持ち、これがバーネットの方が余裕があったようです。そしてキッチリと極められるあたり、バーネットのポテンシャルの高さを再認識させられました。
一方、過去のイメージを払拭し、少しずつ出世街道を進んでいたアレキサンダーでしたが、またストンと落ちてしまいました。冷静なボクシングは申し分ないくらい上手いのですが、その他の展開が全くないのが気になります。
第5試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
○ 藤田和之 vs ジェームス・トンプソン (1R KO)
いゃあ、スンゴイ試合でした。
藤田がトンプソン殴った瞬間に、テレビカメラに血が飛びましたよ。
あんなマンガみたいなシーンはちょっと記憶にありません。
かなりマズイ段階からの逆転KO勝ち。実にプロレスラーらしい勝ち方です。
テレビ中継のスロー再生を見ていたら、両者の殴り合いの際、リングサイドで見ている観客の多くが笑っているのです。それくらいスゴイのです。
今回の藤田復帰戦の相手は、本当にトンプソンで良かったですね。他にもう少しまともな技術をもった選手だったら、藤田の錆びついた感触からは悪い結果が出ていたかもしれません。この一戦で蘇らせるきっかけなることもあります。
また、トンプソンの方も「のし上がりたいという意欲」が伝わってきました。体格はあるのですから、一皮剥ければ強敵になるかもしれませんね。
第6試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
美濃輪育久 vs ○ ミルコ・クロコップ (1R KO)
とりあえミルコが「ワイルドボーイズ」に戻したことことに安堵させられました。
第7試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
○ アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs ズール (1R 腕ひしぎ)
これもまた力の差がありすぎますね。
第8試合 PRIDE無差別級GP 2006 1回戦
○ 吉田秀彦 vs 西島洋介 (1R 三角絞め)
本当に何もできないまま西島は負けました。 やっぱり、今やるのはムゴかったですね。 西島には諦めないで欲しいものです。

完勝した吉田の試合後のマイクスピーチでちょっと気になる発言がありました。
「今度のセカンドラウンドからからが、本当の戦いだと思います…」
西島では「本当の戦い」扱いされないという意味でしょうか。
確かに現状の西島の総合格闘技のレベルはさほど高くありませんが、そんな風に言わなくてもいいのでは。
いや、そこまでは思ってないにせよ、気が行き届かないということだけは間違いないんですよね。
吉田ってこういう人なんです。

さて、これで無差別級GPのベスト8が決まりました。
ファブリシオ・ヴェウドゥム
マーク・ハント
ジョシュ・バーネット
藤田 和之
ミルコ・クロコップ
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
吉田 秀彦
そして、エメリヤーエンコ・ヒョードル

あれれ。
はじまる時は、しょぼ気味だった今大会。ベスト8が決まってみると、
史上最高の顔ぶれではありませんか。
よく考えると、これまででここまで集まったことありませんよ。

ちなみに2004年のヘビー級GPのベスト8が、
ヒース・ヒーリング
セルゲイ・ハリトーノフ
ジャイアント・シルバ
セーム・シュルト
小川直也
ケビン・ランデルマン
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ
エミリヤーエンコ・ヒョードル

ね。
今回の凄さが際立ちますよね。

あえていうと、ヴェウドゥムのところがハリトーノフだったらもっとワクワクなのでが、ハリトーノフに勝ったオーフレイム、そのオーフレイムに勝ったのがヴェウドゥムなわけですから、仕方ありません。

なんか、ベスト4に日本人残したいとかの意向から、次は吉田vs藤田がありそうだという話なのですが、それ絶対反対。
ボクの希望は、

■ミルコ vs 吉田
ミルコがチームメイトのヴェウドゥム以外で唯一やってないのが吉田だから。

■ヒョードル vs バーネット
弟リベンジで。

■ノゲイラ vs ヴェウドゥム
グランド対決。

■ハント vs 藤田
肉弾戦。

です。
さぁてどうなるでしょう。

あ、例の桜庭のHERO'S移籍問題ですが、
大会中は全く触れずでした。
これは険悪を意味します。

で、大会後のDSE榊原社長は、
http://www.prideofficial.com/free/news/details.php?id=1146839699

だそうです。
「個人的には裏切られた気分」と言ってました。

関連するエントリー

訪問ありがとうございます!
当「米林ジャーナル」は2006年12月31日で閉鎖していますが、
現在は「米林タイムズ」というところで活動再開しています。
よろしくお願いします。
米林タイムズ
http://yonebayashi.com/times/


:: コメント(最新書き込みが上です)

吉田の相手ですがノゲイラかヴェウドゥムを見てみたい気もします。
一流のグラップラーとはまだ対戦してませんよね。(ホイスは軽いし
小川はちょっとなまっていたので除外)

でもそうなると他の組み合わせがうまくいかない…

吉田vsノゲイラ
ヒョードルvsハント
ミルコvsヴェウドゥム
藤田vsジョシュ
苦しいですね…ミルコの扱いに困る(笑)。


2006年5月11日 01:31 オリバーのコメント

そうですね。

出し惜しみしないのがPRIDEのいい所だったんですよね!?

ちなみに、マイベスト決勝は「ヒョードルXジョシュ」なんです。
「ショジュXノゲイラ」とかも実現して欲しいし、2回戦ではやはり・・・。

ところで、ヒョードルって本当に2回戦から参戦するのですかね???それが心配。


2006年5月 8日 18:11 にゃじらのコメント

>にゃじらさん

この激動の時期ですから、
「もったいない」などと言わず、じゃんじゃん実現してもらった方がいいかもしれませんよ。
加えて今回の、マイベスト決勝はヒョードル vs ハントですから、ジョシュとは2nd Roundで是非。


2006年5月 8日 01:28 yoneのコメント

しかし予想通りのすごいメンバーが残りましたなー!!
これじゃシウバが逃げるのも仕方ないです・・・。

どんな組み合わせになってもすごい試合になるでしょうが、できれば初対決を優先して欲しいかな!?

yoneさんの希望通りがベストです。

ヒョードルxジョシュはもったいない気もしますが・・・。


2006年5月 7日 15:14 にゃじらのコメント

美濃輪、ズール、西島には3%の可能性もなかったのであんな
もんでしょう。記憶に残ったのは藤田の打たれ強さとジョシュvs
アレキサンダーのスリリングな試合のみでした。

DSEはマッチメイクに悩むでしょうね。悩んだ挙句に納得いかない
組み合わせになる事は明白ですが。

榊原はサラリーマンだなぁ…。社長の器でないことは間違いないですね。


2006年5月 7日 00:36 オリバーのコメント
BACK

米林ジャーナルは、リンクフリーです。
EDIT