もともと、桜庭のHERO'S移籍初戦ということ以外、特別注目はしてなかったのですが、それにしてもヒドイことになっていました。
大会は、「HERO'S 2006 〜ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝〜」となっていて、70Kg級と85kg級のトーナメントの両方をやっちゃうことになっています。
メインまでの間、ゴールデンで放送しているのが不思議なくらい地味なカードです。
まさか「山本vsフライ」なんてのをあんなにじっくり見られるとは思いませんでした。
で、腹が立つのは、「この後、桜庭初参戦」だかのテロップがずーと出ていながら、次々に別のカードを流しているわけです。例のTBSのお得意の手法ですね。
そしてようやく桜庭登場の時間。
フリからして、もしかするとパンツの色も心機一転イエローにでもしてくるのかなと思ったのですが、それもなく、あろうことかマクセルの古いCMのセルフパロディなんてやっているのです。
客としてもリアクションに困ります。
さて、相手のケスタティス・スミルノヴァスですが、事前の報道では「リトアニアの高田延彦」というフザケタようなキャッチを持った選手だったわけですが、オンエアでは全くそういう言われ方はされてませんでしたね。入場曲は高田と同じでしたが。
そしてゴングとなります。
桜庭は85kgということで、随分とスッキリした体格となり、番組中に流れるCMとは別人のようです。
パンツは正面は白黒なのでわりと地味に見えますね。
前回同様、シュートボクセ仕込みの打撃ということで構えもそれっぽくやっています。
と、開始1分ほど。
なんと、思いっきり左フックをもらい、誰が見ても明らかに「飛んだ」状態で崩れ落ちます。
リトアニアの高田はその後も倒れた桜庭にパンチパンチ。
少しでも格闘技を見た経験のある人なら、「あぁ桜庭KO負けだぁ」と思う場面です。
ところが、レフリーが全然止めません。
ロープが絡んだということで間には入りましたが、ストップはかけません。
続行。
ひぇ〜。
その前に、秋山vs金 泰泳の即刻ストップのスーパーレフリングを見させられていたので、余計に驚きました。今度は止めないのか。
「ファイト!!」の声が出た瞬間の場内のどよめきはちょっと冷や冷やするものがありました。
そして桜庭は徐々に気を取り直し、最終的には腕ひしぎでタップをとることに成功するわけです。
あれだけ押していて、直後にヘロヘロになるリトアニアの高田の方も情けないですが、あそこまでヒイキされて勝たされる桜庭というのもツライものがありますね。
ここで負けるようなことがあったら、一選手ということでなくHERO'Sの興行にも影響してしまうということです。
先日の亀田興毅の試合と同じ匂いを感じました。
PRIDEが地上波から消えて、敵なしになったHERO'Sでしたが、カード、内容ともに、こんな感じですからね。
総合格闘技の未来は暗くなってきました。
ホントあの瞬間何を話していたんでしょうね。
レフェリーが止めるそぶりを全く見せなかったのが気になりますね。
試合後、豊永と話していたのは「サクさん、PRIDEじゃないですからね、
HERO’Sですよ」みたいな事でしょうか。
「まぁーあれは俺流のサプライズや」
あれ、PRIDEなら完全にストップですよ!!
この勝利で一番ホッとしたのは谷川でしょうね(苦笑)
勝利後の「危ないなぁーー」のコメントに感情が表れてましたね。。。
KIDがいなくなり桜庭まで負けたら、興行的にヤバイですからね・・・。