さて、いよいよ迫ってきました「PRIDE 無差別級グランプリ2006 決勝戦」。
やっぱり地上波の威力って凄いもので、物凄い大会であるにもかかわらず、世間的には結構静かなものです。
ここまでくると、放送中止問題の核心だってなんとなく有耶無耶なのだから、いっそのことオンエアしちゃえばいいのに、とか思ってしまいます。
ベスト4は、ノゲイラ、ジョシュ、ミルコ、シウバですよ。
本当に本当に放送しなくていいのでしょうか。
こんな顔ぶれはもうないですよ。
ボクなんかもう、この週末はこのことしか考えたくないくらい高ぶってます。
これまで、格闘技のトーナメントはたくさん観てきました。
しかし、今回ほど「わからないベスト4」はないのではないでしょうか。
普通この段階になってくると、大抵誰か1人くらいは敗退確定が見えてくる人はいるものです。つまり、「優勝はないな」と判別できる選手ですね。しかし今回は、ヒョードルがいないということもあって、かなり実力拮抗。こうなると、ノゲイラが勝っても、ジョシュが勝っても、ミルコが勝っても、シウバが勝っても、
全く不思議ではない状態ですね。
なので、予想という意味でもかなり難しい。そして楽しい。
今回は、無差別級トーナメント以外でも、ショーグンの復帰やアローナvsアリスター、西島やシルムの王者の試合、いろいろと興味は尽きないのですが、なにしろ楽しみな決勝戦の試合とリザーブマッチについてだけ予想を残します。
ノゲイラがどうやって勝つのかという点よりも、ジョシュがどうやったらノゲイラに勝つのかというところを考えていくと、なんとなく想像できることがでてきます。
ゴング鳴り、ともに大好きなボクシングをはじめます。ジョシュはわりとスピードを出しつつノゲイラに迫るのですが、ノゲイラのリーチは案外とジョシュの足を止めます。もちろんそれでもジョシュはじゃんじゃんとパンチを当てられるのですが、ノゲイラは持ち前の撃たれ強さであまりダメージを見せません。つまりジョシュは打撃では勝てないと踏みます。そこで先にグランドを望みタックルを繰り返すようになっていくわけです。
ついでに投げるチャンスもあるかもしれませんが、なにしろタフなノゲイラはなかなか弱らないのです。
ノゲイラの体はボブサップに叩きつけられても平気だったことを忘れてはなりません。
そして、グランドになったらなったで、ノゲイラは大得意なわけですから、あとはジョシュのディフェンスの引き出しがどこまであるかで試合の長短が決まってきます。
寝かせばノゲイラという単純な構造はありませんが、少なくともジョシュがこれまで対戦した寝業師ではケタ外れに技術があるので、もしかするとノゲイラが一本取るかも、なんて思ってます。
予想はノゲイラの変則的チョークがジョシュのアゴをかいくぐって巻き付く。
ただ、ジョシュが笑ってしまうほど見事なプロレス技でも交えつつノゲイラから一本勝ちなんかしてしまったら、かなり盛り上がってしまうので、それはそれで見てみたい気もします。
この4年で2人も進歩し、かつてほどの異種格闘技戦ぽさはありません。
であるが故に思ってしまうのが、もしかすると、シウバは以前戦った時ほど徹底的なミルコ対策の戦い方ができないのではないかと。
あの頃はミルコの左ハイへの用心の論調は今よりもずっとありましたし、実際シウバはボディへのミドルを受け止めることで、ガチガチに頭を守りきることに成功しました。そしてやがてはミルコの集中力、スタミナが切れ、単調な攻撃にしかならなくなったのです。また、ミルコは寝かされたら「本当に」対処不能でした。
しかし今回、その後いろいろと習得したミルコに対して、昔と同じように、左ハイだけ警戒というような戦い方を貫き通すと別の隙を作ってしまうのではないでしょうか。ミルコもバカではないでしょうから。結果、いろいろ気にするシウバは、顔面ディフェンスの徹底度が幾分緩くなるような気がします。それは当然ミルコの好機て゜す。
ただ、極端にラッシュ力のある選手はミルコにとって「苦手」と分類できますから、逆にガチガチに構えてこないで飛び込んでこられるとミルコはあっという間にパンチの餌食になる可能性もありますね。
要するに、シウバの出方次第で展開は大きく変わるような予感です。
シウバの心に決勝へ体力温存、または11月のUFCの為にゲガはしたくない、のような心理が大きかったら、前回の時のように「見る」可能性があります。そうなると前述のように、逆にミルコの方が幾つかの方針が立てやすいわけです。
問題はまたまたミルコはスタミナが危ういでしょうから、元気なうちに印象的にもポイント的にも引き離しておきたいところです。
結論としては、判定でミルコ。
体重差という部分もあるでしょうし、全体的に押されつつ進行するのではないかなと。
本当いうと、シウバがKOされるシーンも見てみたいのですが、これまで何度もそう予想しつつハズレた経験があるので、今回はシウバを尊重して判定負けにしておきます。
本来なら、この無差別級トーナメントを賑やかにするのはこの2人の役目でもありました。
しかし、ともに敗退しちゃってます。
特にハリトーノフはPRIDE.31でのオーフレイム戦で右肩脱臼→惨敗という結果で、すっかりと存在感がなくなくなってしまいました。もう肩は完治したとのことですので、いよいよ期待は高まるのですが、相手はこれまだ未完成な強豪アレキサンダーなわけですから、そんなに簡単ではありません。
予想としては、
スタンドも好きなハリトーノフがついついアレキサンダーと撃ち合いそうにも思いますが、やはり今のアレキサンダーの打撃のスピードとパワーは驚異です。
早々に捕まえにいくのではないでしょうか。
キーになりそうなのは、アレキサンダーが転がされたとしてのそれ以降の展開です。
兄ヒョードルほどのボディバランスは見せてくれていませんから、意外とハリトーノフが上を取るのは難しくないかもしれません。そうなると、パウンドも若干ハリトーノフの方が危険なものがあるような気がします。
ぐたりとなりかけたところからは持ち前のサブミッションの出番となり、アレキサンダーはその展開では後手後手になってしまうのではないかと。
予想はハリトーノフの腕ひしぎで一本勝ち。
唯一心配なのは、ハリトーノフがずーとスタンド勝負しちゃった場合ですかね。
そして、
もし本当にこの対決が実現したとして、今度はさらにスタンドでの攻防が中心になるかもしれませんね。
ともに素直なボクシングを習得しています。
実現すら微妙なカードにああだこうだ考えても仕方ないので、ここは感覚的に、
ハリトーノフの判定勝ち優勝としておきます。
なのでスッキリ感はもうひとつ。
で、次回ケガで棄権したミルコとのワンマッチが確定して、さらには年末に、ミルコvsハリトーノフの勝者とヒョードルとの大一番が実現する、という流れです。
そこまでPRIDEがもってくれることを願って。
この大会が蝋燭が燃え尽きる前の一瞬の煌きにならなければいいのですが…
ノゲイラでしょうね。この中で一番頑丈ですから。実力が拮抗すればするだけ
資本(体)がモノをいいます。つまり体力勝負ですね。
同じくまったく予想がつきません。。。
後のヒョードル戦を考えたらジョシュ優勝を希望しますが、決勝で「ノゲイラXシウバ」も希望です。
ミルコのシウバへのリベンジもみたいし・・・。
(前も負けてはいないけど)
なんて贅沢な悩みだろう・・・。